04.クロノス女性疑惑
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!」
ですよね。
誰でもそうなりますよ、男同士でも!!
身の危険を感じるはずです。
女神の花婿たるあんたらが、男にセクハラしたら目も当てられん。
この場合、女ですが。
「あぁもう!!」
クロノスは胸元を開き始めました!!
いきなりのことに立ち尽くす男たち。
美しい胸板をみせびらかし、怒鳴りました。
「私は男だ!!」
あんまりの気迫に男たちは立ち去りました。
クロノス・・・いや、偽物はそのまま部屋に向かいます。
部屋に入った途端、頭の桂を放り投げました。
その頭は銀髪でした。
そう、ククールがクロノスに変装していたのです。
「ナイスプリティーな罪深き男が、女神の落とし子を守るのは当然の役目・・・
でも気に入らない!!」
「はぁ・・・すまない。ククールは私に体格が似ているからな。
胸は包帯で隠してるが、見せられないからな。
礼をいうよ。」
「マルチェロがやればいいんじゃん?」
「いや、殺気でバレるから。
マルチェロは大人しくしている性格じゃないからな」
そうそう。これから先、未来でやらかすマルチェロさんですよ?
根っからの阿呆でしょうね。
バカリスマ弟の兄だけに。
「いつか出ていくさ。
オディロ院長が止めるからいるようなものさ。
ククールもオディロ院長がいなければ出ていきそうだけどな。」
ククールは黙り込みました。
オディロ院長がいなければ、という考えをしたことがなかったようです。
それに彼の中で単純な問題でもなかったようです。
(マルチェロを置いて出ていくのか)
何だかんだ言いながら仲良くなりたいようです。
いい兄弟ですね。
傍らの兄は弟を恨むあまり世界征服をもくろみましたが・・・
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