『其の日』
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も頼み!』
『ほな酒とツマミ追加ー♪』
『はいはぁい』
桜は、場を盛り上げた。
零は、皆に解らんように舞の背中さすったり手ぇ握ったり。
会計済まして今からどぉするか聞いた。
すかさず蓮が言う。
『今日は舞貰うけん邪魔すんな!おまえらは帰れぇーっ♪』
舞は、覚悟を決めた表情に。
別れた後ホテルの名称だけの本文が届いた。
2時間経っても連絡は無い。
蓮、ムチャクチャな事しよんかな...
舞、辛くて連絡出来んのんかな...
不安で不安でたまらんかった...
ふと桜が言う。
『周りの連中にってことは...』
別れ際のことを思い出す。
皆、蓮と舞とは離れてたけど、同じ方向だった。
桜が慌てて舞のケータイにかける。
ホテルに向かう。
ホテルの人に舞の写真見せたけど見てないって。
駅に向かった。
他校の制服がバラつく中、舞を探した。
見当たらん。
桜は舞のケータイ鳴らし続ける。
聞き覚えのある着メロ。
零と舞が大好きな、あゆの...
嘘やん...零は桜を見た。
桜は泣いてた。
悪い予感しかせん。
桜は一旦ケータイを切った。
また鳴らす。
響いてるのは目の前のトイレの中。
零も涙が流れてた。
鍵は閉まってる。
桜がまた舞のケータイを鳴らす。
間違いなく、目の前の個室から流れる。
何が起きた?
あらゆる想像をした上で、どれなんや?
で、舞はどんな状態なんや?
まず、生きててくれなアカン!!
どぉしたらえんや!!
此は現実なんか?
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