トリップ一年目
第三章 玉狛第一の狙撃手
第三話 きっきーの弱点
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「人が撃てないとみかんの中ではダメ?」
「ユズルみたいなこと言わないで。
別に、そうじゃない。撃てなくて当たり前よ。
遊びじゃないんだから」
「ならそんな言い方しなくていいじゃない!!
きっきーの身になんなさいよ!!
彼女は彼女なりに頑張ってんのよ」
みかんは人の気持ち考えてるのかわかんない。
だから嫌い。あ、少し嫌いなの。
「はぁ!?あんたこそきっきーのために考えてる!?
今、人型が来たとして、撃てませんは困るのよ!!
私はあいつのために撃てと言った!!」
・・・・・・?
あのさ、色々言いたいが。
きっきーに言い放ったあの台詞だけで、そこまでわかるか!?
単に撃てないなら邪魔扱いかと・・・
みかんは言葉が足りないから嫌いだ!!
「それ、本人に直接いいなよ」
「ふん。いずれね」
違った。みかんはツンデレなんだな。
きっきーに愛が・・・どんな愛だろう。
はぁ、みかんには負けるよ。色々。
「きっきーによろしく」
「はいはい。」
みかんは恥ずかしがりやだからな〜
後ろを振り返るときっきーがいた。
ちょっと、出てくるの早くないか?
「わざわざ私がトリガーを使い、無線で今の会話を流して差し上げたのよ?
礼は?」
「ありがとう。あのさ、そのトリガーは・・・」
当然。
私の試作品がつまったトリガーですが?
私、エンジニアですから。
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