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骸龍転生物語~ オストガロアに転生した人間の物語~
11話 旧砂漠に咲き乱れる八重桜
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流「寒い!何でだ!?あんなに暑かったのに!」
今、俺は大型モンスターが来ないエリア9にいる。モンスターは来ないのだが、とても寒い。昼はあれ程まで暑かったのだが、ギャップ萌えはしない(ギャップ萌えてなんだ?まぁいいか)。
流「あぁ…。眠れねぇ……。散歩でもするか!」
俺はエリア9を出て、エリア7へと向かう。エリア7には、何もいないと思ったが、大型モンスターがいた。
流「あれは…?」
桃色の甲殻、厳つい顔、その身体は、以前倒したモンスターにそっくりだった。
流「リオレイア亜種か!」
リオレイア亜種。ゲームでも、かなりの強敵だ。しかし、慣れるとそれ程でもなく、G級になると、天鱗欲しさに乱獲していた。
レイア亜種「!!!」
リオレイア亜種は、こちらに気づいたようで咆哮を上げる。近くにいるなら耳を抑えるが、射程距離に入っていない。
俺は全速力でリオレイア亜種に近づき、先程取ったディアブロスの角で殴る。狩った後気づいたのだか、殴る事も出来ると気づいたのだ。
レイア亜種「ウガァァッッッ!!??」
一回だけでは無く、何回も殴り続ける。そうするとリオレイア亜種は地面に転んだ。
レイア亜種「ガァァァ…!!!!」
流「スタンを取ったのか!!」
まさかとは思ったが、スタンを取れた。俺は今のうちにと、両方の腕で殴る、斬る、殴る、斬る、殴る、斬る!まだ続けようとしたが、リオレイア亜種はとっくにスタンから回復し全快状態になっていた。
レイア亜種「ガァァァァァッッッッッ!!!!!」
流「うわっ!」
リオレイア亜種は、お得意の初見殺しのサマーソルトを繰り出してきた。射程距離が半端じゃ無く、俺も初見で一乙した事があり、軽くトラウマになっていた。しかし、俺は後ろにバックステップし、跳躍した。
流「くらえっ!」
俺は右腕のディアブロスの角を、頭に叩きつける。
レイア亜種「ガァァッッ!!??」
リオレイア亜種は、地に落ち、もがいている。俺はそのチャンスを見逃さず、連撃を与える。
レイア亜種「ガァァ、ガァァ、ガァァ…!!」
リオレイア亜種は脚を引きずりながら、移動し、空へ飛び立つ。天高く飛び上がったリオレイア亜種の行き先はエリア5の方角。多分、眠るのだろう。俺はエリア5へと向かった。
???「ギャァァァ…!」
空彼方から聞こえてくる咆哮には全く気づけなかった。
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流「えっと…。リオレイア亜種は…、いた!」
リオレイア亜種はぐっすりと睡眠をとっていた。俺はゆっくりと近づいたが、
レイア亜種「!!!」
なんと、リオレイア亜種は起きてしまった!しかし、見ているのはこちら
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