ディアボロモンの逆襲2
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「やー!これあたしのー!!」
人通りの少ない住宅街で、1人の幼い少女がクラモンを抱えて走る。
その後をなるべく怖がらせないように、アリサとすずか、ユーノとなのはが追いかけた。
なのは「あのねー、それは危ないから駄目なんだよ」
アリサ「ね?いい子だから…」
コロナモン、ルナモン[[言うことを]]
ツカイモン、ガブモンX[[聞いて?]]
彼女らの背中からコロナモン達が顔を出したのを見て、少女は目を見開いた。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんだって飼ってるー!!!」
アリサ「馬鹿!!」
ユーノ「あ、いや…これは…」
しばらくしてコロナモン達を少女に触らせることで問題は解決したのであった。
お台場中学のパソコンルームに残った光子郎と一輝、遼は、仲間達から次々送られてくるクラモンの処理に追われていた。
画面に、ネット内の動向を見てもらっている彼らのパートナーデジモン達からだ。
テントモン『光子郎はん、クラモンの奴まだまだそっちに出て行きよりまっせ!!!』
レオルモン『こんな大量のクラモンを現実世界に送ってどうするつもりなんだろうね』
光子郎「……太一さん達は、既にネット内に侵入してます」
テントモンとレオルモンに答えると言うより、自分の考えを纏めるように光子郎は呟く。
光子郎「敵の目的は、オメガモンのはず……」
一輝「だろうな、究極体とはいえ短時間で進化したから中身は幼年期のままだ。やられたらやり返す。ガキの思考だ」
ドルモン『ディアボロモンの目的が、オメガモンへの復讐であることは間違いない。』
遼「しかしディアボロモンのやろうとしていることが分からないな。オメガモンと戦うならディアボロモンは1体でも多い方がいいと思うけどな。」
光子郎「やはり遼さんもそう思いますか?現実世界に送り込まれているクラモンは3年に増殖したディアボロモンの数を遥かに超えています。寧ろオメガモンと戦うなら1体でもディアボロモンが必要になるはずなのに……」
オメガモンへの復讐。
それがディアボロモンが復活した理由なのは間違いない。
だったら何故、クラモンの送信が止まらないのだろうか?
敵の目的は、他にあると言うのだろうか?
光子郎「……何故だ」
嫌な予感が、光子郎の頭から離れない。
一輝「そんなに不安になるのなら、大輔達にも行かせれば良かっただろ。少なくともインペリアルドラモンは今のオメガモンより強い。」
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