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ガンダムビルドファイターズボーイ
第十一話 熱血プラモ狂四郎大会!
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いな・・・」

始めて見るトオルの姿に少し緊張する香澄。

そしてトオルも・・・

(あの忍者・・・すげえスピードだった・・・だけどスピードなら俺も負けねえ!)

コンソールを握りわくわくを抑えきれないのだった。

そしてお互いガンプラをセットし・・・

「獅童香澄!武者天津頑駄無!!」

『はぁぁぁぁ・・・忍!!』

忍びの印を組んで精神統一する天津。

そして

「トオル・フローリアン・・・ランスロットガンダム!」

トオルのガンプラに命が宿る。

「二人だけどガンダムボーイ!出陣!」

カタパルトから射出される天津

そして・・・

カタパルトから射出されるランスロットガンダムの姿が・・・

今回のバトルフィールドは荒野つまり逃げ隠れが難しいステージだ。

『せぇの!!』

早速忍びの足で荒野を駆けまわる天津だがその天津と追走するランスロットガンダムの姿が・・・

「え?」

天津のスピードに着いてきたランスロットガンダムに驚くとソードの一閃を繰り出されるが咄嗟に忍刀を抜いて防いだ。するとトオルはそのまま第二撃を繰り出し天津を吹っ飛ばした。

(何ちゅう攻撃・・・スピード重視なら普通はヒット&アウェイを想像するけど・・・この人の場合むしろヒット&ゴーってところか・・・ちょっと梃子摺るかも)

突進系の相手に対してあまりいい思い出の無い香澄。

するとトオルは

(今の攻撃をかわしやがった・・・やるじゃねえか!!)

己のわくわくと共に天津に向かって走った。それに対し天津も二刀流の構えになる。

「いつまでも初心者の私じゃない!!見せてやる!獅童流忍術・二刀流の冴え・・・」

その瞬間天津とランスロットガンダムの剣技がぶつかり合った。二刀流の香澄の攻撃を一刀で防ぎながら天津の顔面を狙うトオル。

だが香澄は修行で会得している見切りを駆使し寸前でかわし続けるがそれでも完全には避けきれない。

するとトオルは接近戦を止めライフルを構えた。

インファイターの香澄にとっては遠距離戦は不利なので間合いを詰めようと走るが牽制され距離を開けられてしまう。

ライフルから放たれるビームを斬りながら接近する香澄だが・・・惜しいところでかわされる。

だが香澄は見逃さなかった。

ランスロットガンダムの関節がへたり出していたのだ。

あれだけ激しい動きで香澄の攻撃をかわし続けていればいずれそうなる・・・だがそれは天津も同じ想定外の動きで関節がよろけ始めていたのだ。

(どうやら・・・)

(次が最後の一発)

お互いに次の攻撃がラストと確信しトオルは背中からキャノン砲を展開しライフルをセットしエネルギーを充填し始め・・・


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