サンタさ〜ん♪リア充爆破するからグレネードプレゼントして〜?
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。ちゃんと寝ているな?」
(いいえ、起きてます。)
「コイツは毎年毎年イヴになると出かけるんだからこうやってプレゼントを渡すのは五年ぶりくらいか」
(あんた俺がガキのころずっとそれやってたの!?俺が小学生のころ真夜中、おぼろげに見たサンタってあんただったのかよ!!!!次の日「サンタいたもん!!嘘じゃないもん!!」って某ジブリ映画の妹風に自慢したのがこれぇ!!?やべぇ、恥ずかしくなってきた。)
「にしてもなんでコイツ今年はプチテロしに行かなかったんだろうな。」
(何でそのこと知ってんだぁぁぁぁぁ!!?言ったことねぇよな!!)
「偶然見かけた」
(あぁそう。)
「てか何でコイツこんなに喋ってんのに起きないの。」
(気ぃ使ってんだよ!!!!!ここで俺が起きてもお互い変な雰囲気なるだけだろうがよ!!!おたくのお子さんはそんなことが考えられるように成長したんだよ!!ってかなんでさっき普通に俺の心の声に返事してんだ!!!)
「とういうことでお父さんお前に手紙書いてきたから」
(ということってどういうことだ!!!!どうやったら手紙読む流れになんだよ!!ってか寝てるのに手紙読むってなんだよ!!まぁ起きてんだけども!!!)
「ユキホへ」
(いきなり息子の名前間違えやがったよこの初老サンタ!!)
「お前がもう高校生だなんてな。ホント、ショタだったお前を見ていたのが昨日のようだ。」
(オヤジィ....ちょいちょい言葉のチョイス危なくない?)
「お前は昔から元気はよかったがなかなか彼女が出来ないな。お父さんの毛根が死滅する前にお前の彼女がみたいです。」
(悪かったな!!!)
「だが、お前は行動力はあった。あんなプチテロ思いついてもやろうとは思わないよ。なのになんで彼女出来ないんだろうな。」
(ぅ悪かったなぁ!!!!!)
「お前は性格もいいし、顔もそこまで悪くない。これは身内のお世辞とかではなく、本当にだ。これからお前がどんな人間に成長していくか。どんなお嫁さんをもらうか。今からホントに楽しみだ。お前が子供でホントによかった。これからはしっかりと大人の人間として見ていこうと思う。だから、クリスマスプレゼントも今年が最後だ。」
(.....イイハナシカナー?)
そういうとオヤジは鮮やかな包装が施されたプレゼントを枕下に置いて一言。
「メリクリ♪」
そういうとオヤジは窓....ではなく、普通に部屋のドアから出ていった。
「......そこは窓から出ていけよ。」
俺は起き上がりいった。
「オヤジ......クリスマスプレゼントにヅラ買ってやるか。」
いや、それより.....まっとうに生きて早く彼女を作るほうがいいか。
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