サンタさ〜ん♪リア充爆破するからグレネードプレゼントして〜?
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俺がそういうと切田は余計真っ青な顔になる。彼女の方は....言うまでもないだろう。
「あ、急いでんだった。そんじゃ。」
そういうと俺は切田の横を通りすぎる間際に一言。
「リア充に制裁を。」
それは、去年までの俺と切田の合言葉だった.......
今、奴がどうなったかは知らない。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
そして現在に至る。俺は彼女いない歴=年齢だ。つまりリア充は人間の敵と思っている。
「あぁ!!!ムシャクシャする!!もう寝てやらぁ!畜生めェ!!!」
俺は半ば飛び込む感じでベッドに入った。しかし、こんな興奮していて眠れるはずがない。時間は過ぎ時計の針が十二時を差したとき.......
俺の部屋の窓が開いた。
(そういや、鍵締めてなかったなぁ....ってうぉおい!?
俺は焦り窓のほうを見やった。するとそこには人影がみえた。俺の部屋は一階にあるので侵入は容易である。ってそんなこと説明してる暇はねぇ!!!
俺はベッドから跳ね起きようとする。しかし、そんな俺の耳に聞き覚えのある声が聞こえた。
「あ〜腰いてぇ....」
その声の主は、頭は申し訳程度にしか残ってない髪の毛。しわはそこまでないのでそこまで年老いているようにはみえない......
(お、オヤジイィぃぃぃぃぃ!!?)
そう。俺のオヤジが窓から俺の部屋に入ってきたのだ。
オヤジは今日夜飯を一緒に食べたから、外で飲んできたわけではないはずだ。
俺が「何してんだ」と叫ぼうとしたその時。普段のオヤジにはないのが見えた。
顎からのびる白い毛のようなもの、髭である。
(なんで付け髭なんか.....ん?)
俺はオヤジの服装が妙な恰好であるのに気づいた。全身真っ赤である。おれはこの時点で察した。
そう、この初老のおっさんは......
サンタの恰好して子供にプレゼントをもってきたのだ。って
(なにしてんだてめぇぇぇぇぇはよぉぉぉぉおおおお!!!!!!!!!!!!!!!)
俺は心の中でツッコミをスパーキングさせた。だが、痛めたのか腰に手を当て、伸びをしているまさに初老のおっさんへのツッコミは終わらない。
(おたくのお子さん何歳だとおもってんの!?もう高校生ですよ!!あんたより背も高いし、いろんなところがちゃんとしてるんだよ!?それなのに.......そんなにバッチリとサンタコス決めて来やがったら起きるに起きられねぇよ!!!)
しかし、オヤジはそんな俺の心の叫びが聞こえるわけもなく俺の方に歩み寄ってきた。俺は起きているのがばれないように布団にもぐりこんだ。
「おぉ
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