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我が剣は愛する者の為に
勘違い
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たも中々だった。
 自己紹介がまだだったな。
 関忠だ。」

「俺は北郷一刀。」

「私は趙雲、字は子龍だ。
 お主達は旅をしているようだが、何を目的としている?」

俺は一刀が天の御使いである事。
今、旅をしているのは噂を広めつつ一刀の修行をしている事を話す。
その事を話すと趙雲は面白いものを見つけた子供のような表情をする。

「興味深い旅ですな。
 私もその旅に同行してもよろしいかな?」

趙雲の突然の発言に俺達は驚く。

「一応、理由を聞いても良い?」

一刀がそう言うと趙雲は笑みを浮かべたまま言う。

「私は自分を上手く使ってくれる人物を捜して旅をしている。
 一人旅は飽きてきた所だ。
 お主達と旅をしていれば退屈せずに済みそうだ。」

「出会ったばっかり人と旅なんて危なくないと思わないか?」

「確かにそうだが、関忠殿とは剣を交えて分かった。
 お主は信用できる人物だと。」

どうする?、と言った視線を一刀は俺に向けてくる。

「良いんじゃないか?
 本人が着いて来たいと思っているんだから。」

「縁がそう言うなら俺は良いけど。」

「なら決まりだ。
 私の真名は星と申す。
 これから旅をする者同士、仲良くしていこう。」

「真名を預けてくれるのならこちらも預けねばな俺は縁だ。」

「俺は真名は無いけど一刀って呼んでくれ。」

俺達は星と握手し合い、旅を再開した。
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