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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第211話 とある少女 憧れの人に会う為に
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になった筈だ。……だから、初期の装備であってもおかしくない。
「……りゅう、き? あれ? 今日は 入るって言ってたっけ……? ん。別に訊いてなかったけど。ホームに戻ったと思ってたんだけど……」
そう、その容姿はリュウキの物だった。何やら、男プレイヤーに囲まれていて、四苦八苦している様子だ。……リュウキが男だと言う事を知っているのは 今 この世界ででは 自分以外にはいない筈だから……、所謂ナンパをされているんだろうか。
「……やれやれ」
シノンは、仕様がないから 助け舟を出そうと歩きだした。
男達に囲まれている彼? は 戸惑い慌てていた。
「あ、あのっ……そのっ……」
少しビクビクしている姿を見て、更に場が湧いている。
「リュウキちゃんっ! この間は 優勝おめでとうっ!!」
「キリトちゃんとリュウキちゃん、シノっち! 皆可愛かったよっ♪」
「何だか、今日は一段と可憐で 美しいっ♪♪」
「今度、オレ達のスコードロンに来てよー! 何処へでもつれてくよっ! 一緒に遊ぼうぜー!」
囲まれ男物の黄色い声援の様なモノが周囲に響き渡る。
男達とは対照的に、困りに困っているのはリュウキ??の方だ。強く言う事もできず、ただただ 流されそうになってしまっていた。
この辺りで、明らかにおかしいのだが、リュウキにはそう言う一面は勿論ある。……でも、それは女の子プレイヤーによく有り、(爺やの教えがあるから)男プレイヤーでもそうか? と問われれば、一概にそうではないのだが。
と、色々とリュウキに関して説明をしていた時、丁度 シノンが付いた。
「リュウキっ!」
シノンの声が場に響き、その場にいた全員がそちら側へと向いていた。
シノンは、両手を腰に当てて、その輪の中に入っていく。
「ちょっと。そろそろ、その辺にしてあげて。リュウキには、私が用事があるから! 先約は私なの」
シノンは、氷の様な冷たい目で男達を見てそう言うと、リュウキ?の手を掴む。
そして、この場から離れていった、勿論 リュウキ?も引っ張って連れ去っていった。……引っ張られていたリュウキ? はと言うと。
「ぁ……っ……はぇ……?」
シノンに手を引かれ、ただただ呆然として されるがまま、だった。
「おおっ! 第3回BoBのチャンピオンの内の2人だっ」
「オレら、今日はめちゃめちゃついてるな〜! 3人のスーパーレディの内 2人に出会えたしっ! ……キリトちゃんも良いけど、あの2人も〜可愛いなぁ〜。クールビューティーの2人♪」
「う〜ん……、リューキちゃんは 押しが弱い性格なのかなぁ? バトルの時の印象を考えたら、ちょっと隙
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