『零と桜』
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から買いよん?』
『うん!あ、欲しいん?』
『要らんわ。アンタなぁ、舞のこと守るんやないん?そんなんやっとったら守れんなるで?
舞が怖がってる...蓮が壊れるんやないかって。人間やめますか?ってやつになるんちゃうかって...それでええん?』
『アイツやらしてくれんもん。ほな紛らわすしかないやん?』
え...
そんな理由?
で、薬?
『アンタ冷静なりぃや!舞は男嫌いで近付いて来ただけで泣いてたんやで。でもアンタに惚れた。
ユックリでええやん、焦らんでもええやん。なぁ?』
『待っとるやん。薬で身ぃ削ってまで待っとるっ!!』
引いた。
なんか、冷めた。
最低。
ショックやった。
蓮は...
こんなんちゃうかった。
『アンタのこと買い被り過ぎてたかも。ガキ過ぎてビックリ。
舞から手ぇ引いて。別れて。
其れが嫌なら薬ヤメて。どっちか選びぃや』
翌日、舞に話した。
『蓮と別れるん嫌?好き?』
『嫌!!ちゃんと好き!!』
『そっか、蓮には昨日話した。舞と別れたぁ無かったら薬やめぇ。選びぃやって言うた。』
『蓮、なんて?』
『なんも』
暫く沈黙。
舞は涙を堪えながら言う。
『舞は蓮を信じる。舞が自分で蓮を好きになったんやけん』
『うん。信じたげて。零は舞みたいに強く信じるのは無理』
『でも2人は舞に解らんとこで強い絆在るやん!そんなこと言わんといてやっ!』
『ごめんな...やからこそってのも在るんよ...蓮を紹介した零が悪い。でも、蓮がチャント舞んとこに戻ってきたら信じれる』
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