妖精 対 虎 対 人魚 対 蛇姫
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
くソフィアの周辺だけ魔法を回避する程度にしか効果が発揮できなかったのだろう。だが彼女があの魔法から生還するにはそれで十分だった。
「まだ早いけどお楽しみタイム突入かな?」
「ちょっ!!マジで勘弁して!!」
さらに大暴れしてソフィアからなんとか逃げようとするシリル。そんな彼の想いが通じたのかはわからないが、救世主が現れた。
「アイスメイク・・・・・吹雪!!」
「「「わぁぁぁぁ!!」」」
レオンの手から打ち出された黒い吹雪が一直線上にいた3人を吹き飛ばす。3人はそれぞれ別々の場所に飛ばされたが、着地するのに問題はなかったようですぐにバランスを整える。
「俺らを忘れるなよ。隙だらけだぞ」
冷静な表情でそう言うレオン。シリルは彼の魔法によりソフィアから距離を置くことができ内心すごい感謝をしていた。
「むぅ・・・やっぱりレオンたちを真っ先に倒さないとシリルちゃんにはたどり着けないか」
「お前・・・セイバーに対する怒りはもう治まったのか?」
ギルドの仲間を痛め付けた剣咬の虎の一員であるグラシアンを狙い打とうとしていたソフィア。しかし、やはりというべきかセクハラしたい気持ちが上回ってしまっており、そんなことは頭からとんと抜けていた。
レオンの一撃により再び最初と同じような、全員がうかがえる場所に散った4人。彼らの戦いはさらに白熱の展開へと移行していった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ