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八幡はかおりと付き合っている
原作1巻
やはり比企谷は奉仕部に入らない。
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「折本かおりですね・・・」

「やっぱりか・・・君の作文でも書いてあったが・・・校内でも噂になっているぞ。『目が濁っているくせに、可愛い彼女がいるリア充』や『ヒキタニクン、彼女いるとかマジぱないわぁ〜!!』等々が・・・」

 どんな噂だよ。とツッコミを入れる。先生も先生でブツブツと呟いているし、はぁ帰ってもいいかな・・・かおり、絶対俺の教室の前にいるだろうし・・・
 正気を取り戻したのか、俺に質問してきた。

「ふむ、そうか・・・私自身、部の顧問をしているんだが・・・部員が一人なんでな、如何だ。運動系の部活ではないから入部してみるか?」

「・・・それで、どんな部活なんですか?」

「ふむ、奉仕活動をしている部活でな、部長は校内一の美少女である雪ノ下雪乃なんだが、どうだ?」

「・・・まず、俺には彼女がいるんで、学年で人気が高い女子で釣られて入部するつもりはないですけど?」

「そ、それでも・・・部活に入っていれば内申点は出すぞ。どうだね?」

「推薦入試ではなく、実力で入学を考えているんで・・・それに、今更、入部っていうのも・・・」

「そ、そうか・・・一応、不純異性交遊と言う校則が内に存在するから気を付けるように・・・」

 そう言って、そのまま職員室を出て行った。先生が「リア充爆発しろ!」と叫んでいたけど・・・

「八幡、遅いから・・・」

「かおり、いたのかよ」

「教室に残っていた人に聞いたけど、進路指導の先生に呼ばれるなんて何かしたん?」

「『高校生活を振り返って』の作文でな・・・」

 かおりが、俺の腕に抱き付いていた。案外豊満なオッパイを押し付けられて・・・色々とやばいが・・・
 歩きながら考える。青春なんて、たかが嘘塗れの偽物である。と思っている。友達だと思って腹の底では罵倒し合っている関係や他者や自身を騙しあげて楽しい思いでも偽物だと思っているが、かおりだけは本物である。

「八幡。この後、〇ウンド〇ンでも行く?」

「悪いが、俺の財布はピンチなんでな」

「だったら、八幡の家に行きたいけど? いい?」

「あぁ、いいけど・・・小町は今日は早く帰って来るぞ?」

「期待しすぎ・・・ウケる!」

「うけねぇよ・・・」
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