ハイスクールD×D 妖狐伝 3
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が蓬莱の玉の枝」
「そういうことです。自然界ではありえないでしょう?この屋敷に生えている木は全てそれです。輝、彼女は本当の名は輝夜。不老不死の存在ですよ」
「では、先ほどの燕石は」
「燕の子安貝。あとは、火鼠の衣、よりも反物の方が良いか。それと龍の首の玉、正確に言うと首に逆鱗を持っている龍の逆鱗の全部で4つは試練とは別口で収集します」
「そこまで本気だったのですか?」
「リーアがリーアで居られたように、オレがただの十束で居られて恋愛感情を持っているのはリーアだけですよ。ただ、その感情に蓋をしていただけで」
「よう、聞いたぞ。とうとうリーア嬢ちゃんに求婚するために試練を受けてるんだってな。こいつは鬼瓦印の一斗瓶だ。祝いとは別にやるよ」
「私たちからは龍の髭を加工して作った扇子。貼ってあるのは銀弧の毛を溶かし込んである和紙に呪装を施したものよ。もちろんお祝いとは別よ」
「浅打ばっかだけど、草薙の剣とか日本原産の神剣類を持ってきてやったぞ」
「ヒヒイロカネ、余っているインゴット」
「持ち運びやすいように宝船、預かってきてるよ。くれてやるって、じいちゃんが」
「すまないな、みんな。ありがとう」
「あ、あの、十束様?これらを本当にグレモリー家に納めても大丈夫なのですか?」
「うん?一級品は出てきてるけど超一級品は出てきてないから問題ないですよ。なあ、みんな」
「「「「おう!!」」」」
「これらより上があるのですか?」
「閉鎖的だったから積もりに積もって埃かぶってるのを誰かの祝い事のたびに使いまわしたり新しく作ったりしてるのが知られてないだけだな」
「それでも、現時点で勝ちは決まったようなものですが」
「グレイフィアさん、リーアにどれだけの価値を付けるかって言ったよね。勝ち負け以前の問題だよ」
「そこまで本気だったのですか!?」
「そこまで本気です。とりあえずリストの作成お願いします。たぶん、まだ増えるでしょうし、他の行方知れずの魔剣とか聖剣を拾いに行ってきますし、拾いに行かせます」
「お待ちください。グレモリー家に増援を要請しますので」
「では、しばらくの間さっきみたいに探索してますので」
「グレイフィア、疲れ切っているようだが大丈夫かい?」
「サーゼクス様、私たちは十束様を甘く見過ぎていたようです。事前に覚悟だけはしておいてください」
「……それはどのような?」
「今日で、三勢力の政治バランスは大きく変わります。ええ、それはもう大きく。無論、冥界内でも」
「な、何をしたんだい、彼は?」
「十束様が納める物の目録です」
「厚さ
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