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ハイスクールD×D 妖狐伝 3
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の意思次第です。参加する場合は監視と補助を兼ねた人員がグレモリー家から付きます」

「そうですか。リーア、今日のところは戻れ。これだけ状況が動けばどうとでもしてやる」

「……分かったわ」

リーアが魔法陣の転移で帰るのを見送ってから再びグレイフィアさんに対峙する。

「オレも参加させてもらおう」

「分かりました。グレモリー家にそう伝えておきます。それから監視と補助には私が付くことになります。それから、これはグレモリー家に仕えるメイドではなく、あの娘の義姉として尋ねます。何故今まで動かなかったのですか?」

「動けなかったからとしか言えない。お互いの立場を考えて。リーアは次期当主であろうと肩肘を貼り続けていた。だから、他種族の、しかも立場のある相手と結婚などは考えられなかった。リーアとリアス・グレモリーの立場に挟まれて動けなかった。そして動かされることも嫌った。動きたいはずなのにだ。だから、手が出せなかった。ただ、京都に来た時だけはリーアで居られるようにしてやることしかできなかった。だが、状況は動いた。オレの本気、見せよう」

部屋の隅の畳を剥がし、地下への階段を開く。それを降りた先に広がるのは前世で使っていた道具を今世で手に入れた物で再現・発展させた物だ。

「グレイフィアさん、とりあえず行方が分かっていない魔剣や聖剣の情報を貰えますか?」

道具を準備しながらグレイフィアさんに情報を尋ねる。

「そうですね、まずはエクスカリバーの最後の一振りが一番価値がある物でしょうか。まあ、大戦期に失われたので完全に行方が知れませんが」

「銘は?」

「エクスカリバー・ルーラーですが」

地図を広げその上にペンデュラムを垂らす。過去を思い出しながらこの世界とは異なる魔力をペンデュラムに通す。

「告げる世界に存在する名はエクスカリバー・ルーラー彷徨えるは幾星霜担い手もなく流れるのみ」

即興で探知術式を組み上げてこの世界の魔力で強引にブーストをかける。するとペンデュラムが円を描き始める。中心点を割り出した後に、拡大した地図を数度切り替える。最終的にペンデュラムが指し示したのはフランスの田舎の小さな雑貨店だった。上手いことに三勢力の領域外ということもあり、すぐに現地に飛ぶ。無論、グレイフィアさんも連れて。懐疑的な態度で着いてきていたが、目的の店に近づくにつれて驚愕の感情が浮かび上がる。店に入り年老いた主人に剣を置いていないかと聞くと昔から家に伝わってるガラクタならあると言われ、それを大金を積んで引き取る。

「封印された影響で錆びたように見えるだけのようだな。封印にガタが来ているから力が漏れている。封印を解いてやれば、エクスカリバー・ルーラー発見。再封印っと」

「わずか30分足らずで。十束様、貴方
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