第11話圏内事件
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武器の名前かーーー
「えっと、《ギルティ・ソーン》っとなっているな。《罪の蕀》ってことか。」
「罪の・・・蕀」
《罪の蕀》ーーーなんとも意味深な名前だな。固有名を言ったエギルは《ギルティ・ソーン》をキリトに返した。キリトは槍を数秒見つめてーーー
「よし」
よし?何が?その疑問は槍を構えて自分の腕に刺そうとしたキリトを見て理解した。
「よしじゃねぇだろぉぉぉ!」
「ぐへっ!?」
コイツがバカなことしようとしたからつい思いっきりぶん殴っちまった。それは許して欲しいね。
「痛ぇな!何すんだよ!?」
「こっちのセリフだバカヤロウ!」
「その武器で実際に死んだ人がいるのよ!?」
「いや、でも試してみないと・・・」
「そういう無茶やめてよキリト君!心臓止まるかと思ったよ!」
キリトは検証のつもりだったんだろうが、マジで槍の影響だったらシャレんなんねぇから!心臓が止まるなんてミラのセリフもあながち大袈裟じゃなくなるぞ全くーーーとにかくこの《ギルティ・ソーン》はエギルが預かることになった。
それにしてもーーー早い内に真相を確かめないと安心して攻略行くどころか夜も寝られねぇぞコレ。明日ヨルコさんとやらに会いに行くみたいだし、オレもついていこうーーー
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