狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意中編1
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
さくらと直哉の宿泊しているホテルの部屋では・・・
「それで前鬼、千明お姉ちゃんの夢はどんなのだったの」
「直哉、さくら、覚えてるか俺たちが始めてあった時に出会った、憑依獣を?」
「ええ、覚えてるわ」
「僕も覚えてるよ」
「あいつが、巴里で復活し、あいつより厄介な奴が、お前たち姉弟を狙う夢を、千明が見たんだ」
「成る程、つまり僕とさくらお姉ちゃんは、前鬼の世界の敵から、襲撃を受ける可能性があるんだね」
「ああ、それとな、マシン獣の奴もこちらの世界にいる」
「「ええーーあいつは僕達が協力して倒したのに?」」
「でも奴の匂いが、この世界からするんだ」
「でもいいの?前鬼私達のほうに来て?千明ちゃんはいいの?」
「ああ、そっちはゴキと、俺たちの世界の仲間が来てるからな、心配するな」
「わかったよ前鬼、確かに、僕とお姉ちゃんは憑依獣との戦闘経験が少ないから、助かるよ」
「ありがとう前鬼君」
その後カンナたちが戻って来た。
「おーい前鬼大食い勝負やるぞーー」
「おーわかったぜ、二人共なんかあったら召還しろよ」
「「わかった」」
そしてカンナと前鬼は部屋から出て行った。
「直哉君、双天武の調子どう?」
「紅蘭お姉ちゃんそろそろ双天武も限界かも、僕たちの霊力が強くなりすぎて」
「やっぱりなこんな事もあろうかと、強化案と新機体の案持って来たよ」
「「ええーーー」」
さくらと直哉は、紅蘭の言葉を聞いて驚いていた。
「新機体の名前は真双焔武と言うようにしたで」
「「真双焔武」」
「紅蘭お姉ちゃんそれを作るお金あったの?」
「すみれさんに相談したら用意してくれたからな」
「「ああ、やっぱり」」
「そうだわさくら、明日1日だけ私たちと巴里華撃団の特訓に付き合って欲しいの」
「え、でも私・・・」
「お姉ちゃん行ってきなよ」
「直哉君」
「僕なら平気だから」
「わかったわ」
そして次の日・・・
さくらはマリアたちと、シャノワールに向かった。
そのころ直哉は・・・
一人で、巴里市内を歩いていた。
「さて一人だし、お姉ちゃんの喜びそうな物探そうかな」
直哉は、そう思いながら二人の誕生日が近い事を思い出していた。
「もしかしたらマリアさん、僕にプレゼントを探せるように、お姉ちゃんを連れ出してくれたのかな」
「あれ直哉君、一人なの?さくらさんは?」
「うん今日は、僕一人だよ、エリカさん」
「そうなんだ、私も一人なんだ、一緒にいていい?」
「別にいけど?」
「ありがとう直哉君」
そして、直哉は
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ