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骸龍転生物語~ オストガロアに転生した人間の物語~
6話 初めてのバトル 後編
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リオレウスは上空からブレスを吐いてくる。かなり速いが、直線に来るので回避は余裕だ。

流「おら!怖いのか?ヘタレウス!かかってこい!」
レウス「ウガァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!」

俺の言葉に怒ったか、毒を含む爪を立て急降下してきた。俺はバックステップしリオレウスに飛びかかり、翼膜を引っ掻く。しかし、あれだけの巨体を空に浮かばせる程の翼膜は、ちょっとやそっとじゃ切り裂く事はできなかった。

レウス「ウガァァッッッ!!」
流「おわっ!?」

リオレウスは浮かびながら突進してきた。ゲームでもこれは中々の当たり判定を持っていて、ガード出来るならガードを。出来なかったら緊急回避をして、やり過ごしていた。しかし、今回は格好良くジャンプして避ける事にした。今の俺は、格好良い!!

流「どうだ!リオレウス!悔しいか!」
レウス「ガァァァ…!!!」

咆哮はしてないが、その目には怒りと目の前の生物を殺める事という殺意がこもっていた。

流「やられたら、!やり返すのが定石だろ!」

俺は飛んでいるリオレウスの翼だけを狙って斬撃を加える。何回も攻撃すれば例え牛皮を何枚も重ねたような厚さの翼膜でも耐えれないはず。

レウス「ガアァァッッ!?」

これ程、翼にダメージを与えられた事のないリオレウスは空中でバランスを崩し、呆気なく地面に、落下した。俺はその隙を見逃さず、リオレウスの太い足を切る、斬る、キル 、KILL…!

レウス「ガァァッッッ…………」

先程まで、圧倒的な生命力を誇っていたリオレウスは弱り果て、もう虫の息になっていた。俺はリオレウスに哀悼を込めた一撃を頭部に与え、絶命させた。俺の顔は気付かない内にリオレイアとリオレウスの返り血で濡れていた。

流「水辺で、顔を洗うか。」

俺は滝の、側に行き全身に水を被る。水はとても気持ち良かった。

流「そういえば、俺って裸だな。モンスターになったから感覚が鈍っているのか?あ、そうだ。」

俺は、リオレイアとリオレウスの亡骸の側に行き、爪を使って、翼膜を切る。二頭の緑と赤の翼膜をエリアの脇にあったネンチャク草で繋ぎ、コートを作る。それと、骨髄を取り、腕に付ける。骨髄は少し暖かく、試しに草を切ってみたら、あっという間に燃えてしまった。

流「よっしゃ!火属性GET!」

思わずガッツポーズをしてしまった。かなり恥ずかしい…。誰もいないからいいかな?

謎の気球 (?) (?) ジー

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古龍観測所 孤島担当

孤島の生態系を乱していたリオレイアとリオレウスが謎のモンスターに討伐された。
ギルド

そのモンスターの特徴は?

古龍観
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