暁 〜小説投稿サイト〜
うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜別になんでもねぇ。〜
[1/2]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
俺は雨隠れから帰り、自分の部屋で頭を整理していた。
そして分かった事があった。
あんの糞爺…。(六道仙人)
他の奴もだなんて聞いてないぞっ…。
長門達のところにも文があったらしく、全部六道仙人からだという。
何者かが仕組んだ事かもしれないと予想を立てたが、無駄だった。
その話をしているとこに糞爺が実際に来たからだ。
ついでに、なんかいらついたのでぶん殴っといたが。
…まぁ、あとの事をくよくよしても意味がない。
ばぁちゃんはもう寝たようなので俺も寝よう。
それに明日も遅刻しないようにしねぇと。
明日はいよいよアカデミーだもんな。
何時になってもアカデミーというのは楽しみだ。
ドロリ、ドロリと何かが流れる。
それはどうやら俺の目の前の人が流しているようで。
…この女はだれだ。
俺の知る茶色い髪の女の子ではない。
だからと言って赤い髪の女性でもない。
でも。
なぜか知っている。
どこかで見たことがある。
黒い、俺と同じ髪に、紅い、あの眼が。
心のどこかで誰か知ることを拒絶している。
見たくない、触れたくない、と。
それでも、見えてしまう、触れてしまう。
そうだ、この人は。
じゃあ、この光景は?
よく見れば近くにも、同じような人がいる。
…あんたが、じゃあ。
…知らない。
この赤いモノが俺にはよく分からなかった。
慣れているはずなのに。
…こんな記憶、知らない。
しらないよ、だって、写真でしか見たことないんだぞ?
―――じゃあ、この記憶は、なんなんだ?
目が覚める。
苦しい。
ワケが分からない。
深呼吸をしようとすると余計辛くなる。
誰か、誰か。
たすけて。
誰かの足音。
ばぁちゃん?
「オビト、大丈夫だよ、ばぁちゃんは此処にいるよ、一人じゃない。」
気がついたら、呼吸が落ち着いていた。
やっぱばぁちゃんすげー…。
「オビト、今日はアカデミー休んだら?」
「…いや、いいよ、今日は休みたくないんだ。」
「…そうかい、じゃあ無理だけはしないでね。」
「ありがとう、いってきまーす!」
「気をつけていくんだよ、オビト。」
「ギリギリセーフっ…。」
「ほんっとうにギリギリだな。」
「オビト、また遅刻しそうになってる…。」
もう、っせぇな…こっちだって色々あんだよ。
とりあえず席に着き、HRが始まるのを待った。
その間に今日の夢の事について考えてた。
思い出せ。
この中に、何かある。
そう、自分の中で確信していた。
確か、あの時…。
「…オビト!聞いてるのっ!?」
「っ…、あ、なんだリンか…。」
「おい、お前大丈夫か?」
そういや、アスマや紅達もこのクラスだっけ?
「…なに、俺そんな顔色悪い?」
「あぁ、真っ青だ。」
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ