第六章 私と貴方が戦う理由
第二話 前へ進み出すもの
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「ぬおぉぉぉ!!
ラリホーマ効かねぇ!!」
私は今、エスターク戦をしております。
ラリホーマが効かないと、やられちゃうよ〜
「ここは病院だ。うるさい」
風間さん・・・相変わらず怖いですよ。
わざわざ修のお見舞いに・・・
「ドラクエ好きだな」
・・・・・・いや、言われたくないな。
この物語のどこかに私、ドラクエの用語間違ってた気がするんだよな〜
あ、ラリホーマかかった〜!!
やった〜!!
「いくぞ」
「あ、はいはい」
「はいは一回」
「はーい」
「もういい」
そこ、はいは短くって言うお決まり台詞では?
風間さんはわかってないな。
いや、わかってたら怖いけど。
「あぁ、なんか風間さん・・・まあいいや。」
そこまで気にすることないか。
風間さんは私を修の病室まで案内しくれた。
個室だなんて・・・個室代は高いのよ。
玉狛が金を出すのだろうか。
この病院がぼったくりじゃないといいけど。
「修くんのお母様ですね。如月可憐です。」
若いな。
やはり修のお母様は若いな。
わ、私も若いわよ?年はとりたくないが。
そして、後輩にみられる風間さん。
「修がいつもお世話になっております。」
「・・・お世話にというか。修くんはヒーローですから。
見物みたいなものです」
風間さんが怒ってる。
仕方ないよ、私、お世辞や社交辞令とか嫌いだし。
「はぁ。自分等のミスで危ない目に遭った仲間の顔を見に来た、というのが事実です。
もう帰ります」
駄目だな。私、病室や病人とか嫌い。
はぁ・・・仕方ない。
風間さんからのお叱りは後で受けよう。
今はただ・・・
〜〜〜〜
金髪の男は不愉快さにかられ、机を蹴り飛ばした。
今回の遠征の許可がおりず、ただ部屋にいるだけ。
不愉快にも程がある。遠征にさえいければ・・・
ヒュースのように置き去りにされればなおよい。
もし、戻しにきても、帰還までの60秒ぐらい造作もない。
ヴィザ翁もいない、ミラはトリオン不足・・・
警戒すべき奴等に限りいない中で、負けるほど柔じゃない。
ハイレインに警戒されすぎたのかもしれない。
だとしたら、この国から出ては行けない。
ただ、目的は果たした。
この国の配下、周囲の国、それらにはなかった。
なら、あそこなら、いるかもしれない。
または、会うより先に巡り会うかも知れない。
共通の敵と・・・彼女と・・・
「不愉快だ。
なんでたかが地球に行くために、面倒な回り道をすんだよ・・・」
仕方ない。仕方ないんだ。
あいつらの策にこれ以上乗るわけにはいかない。
今回は必ず・・・
「いるか、ユウ」
「ハイレインか・・・エネドラやヒ
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