暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン‐黒の幻影‐
第3章 黄昏のノクターン  2022/12
25話 赤く巨大な魔物
[後書き]

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(仲間が繋いでくれたチャンスに盾で応える系少女)ニオが活躍した《レクステリウム》戦前編。


今回も一応は原作準拠なのですが、原作とは異なる糸口でレアモンスターに迫るかたちを取ってみました。(目的の相手が見つかるとは言ってない)
申し訳程度の捻りでしたが、野外で探索する燐ちゃんの着眼点というか、情報を得るという描写も書きたかったからこそ押し込んだ急造のシーンでした。やりたかったから仕方ないですね。


そして、この場では人物紹介でもチラッと登場した、ニオの用いる重装盾スキルMOD《盾殴術》について補足したいと思います。

文字通り《盾で殴る》ためのMODで、これを取得することで盾を用いたソードスキルを使用することが可能となります。

防御主体の重装備である故に、壁職にあるプレイヤーは装備による重量過多を解消する為にSTRを重点的に伸ばす傾向にあると勝手に想像した結果、その彼等の誰しもが持つであろう盾を武器にしたら強そうという安易な発想によって生まれたオリジナルスキルですね。

ちなみに某団長のユニークスキルと比較してしまうと、盾殴術はスキルの乏しさと冷却時間の長さが目立ち、スキル使用時は防御に用いることが出来ない――――ソードスキル扱いなので、アシストに逆らうと行動遅延を課せられる――――という弱点があり、あくまで奥の手や隠し玉程度にしかなりません。ただ、大型武器扱いになるので威力は圧巻です。ニオがレクステリウムを転ばせたのは仲間が蓄積させてくれたダメージの補正もありましたが、単純に装備もビルドもSTR極振りだったからこそ可能だったのでしょう。設定上ではニオの装備のSTR補正値は燐ちゃんのそれを優に上回ります。


リゼルさん(17)「ぅゎょぅι゛ょっょぃ」





ということで、次回はまた不定期です。



ではまたノシ
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