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アインクラッド篇
movement T 白き夜のクリスマスソング
VS閃光
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「くっ!!」
そのまま押し切るべく、片手直剣三連撃ソードスキル『シャープネイル』を発動させる。
「ぜりゃあ!!」
しかし、同じく三連撃ソードスキルを使った相手に相殺される。そのまま打ち合いになるが速さと手数では勝てない。
(片手じゃ振り遅れるか……)
そこで俺は柄を“両手”で握る。
「!?」
「おっらぁ!!」
単純に二倍になったパワーで振るわれた一閃はアスナを軽々と吹き飛ばす。そこを見逃す俺ではない。片手半剣二連撃ソードスキル『ウォークライ』、片手直剣の『バーチカルアーク』と似ているが最初の一撃を両手で振るうため、技の入りの速度は比べ物にならないくらいに速い。初見での対処はほぼ不可能な技だ。しかし、ほぼと付くからには当然例外があり、目の前の細剣使いもその一人だった。
「イヤァァァ!!」
「んな!?」
細剣二連撃ソードスキル『パラレルスティング』が、俺の剣の柄を正確に捉えた。スキルの出鼻を潰された俺は通常より長い硬直時間を課せられ、その隙にデュエルの決着を付けることはこいつにとって造作もないことだろう。しかし、俺の性格の悪さは自他共に認めるところにあるので、その通りになど絶対になってやらない。
「ふん!!」
体術スキル『双月』、その初撃の膝蹴りが今まさに俺を貫かんとしていたレイピアを下から迎撃する。繰り出されていたのは平突きだったため、ダメージはない。そして二撃目、膝蹴りを繰り出した足でそのまま踏みつけを行う。ダメージが少ないため、決着には至らないが足の甲を踏んだため、動きを封じる。
「終わりだ。」
最短距離を最速で。一撃を叩き込む。
「俺の勝ち♪」
ウィナー表示越しに閃光様に満面の笑顔をぶつけてやった。この辺りが性格悪いと言われる所以だろう。直す気は更々ないが。
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