学園祭のライオンハート
最終試合:ダブル『王』対赤白龍神皇帝(2)
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が大きく震えたが、我らにとってはやっと本気を見せたかと思いながら恐怖・戦慄が混じった畏怖という感じだった。
「兵藤一誠、いや赤白龍神皇帝、負けんッ!俺はッ!俺には叶えねばならないものがあるのだッ!」
サイラオーグが向かってくるが、赤白龍神皇帝内の俺達はと言うと。
「流石だな。実の母親の言葉で立ち上がったぞ」
「凄いな・・・・白龍皇だけだったら勝てないかと思ったがこれなら行けるぞ!」
『俺達は最早神龍だ!』
『そうだ!私達は現時点最強の神龍であり最強の天龍だ、神皇帝となった私達は誰にも止める事は出来ない!』
俺らの中にいた歴代の残留思念が言う。そうだ俺達こそ負けられん!神が悪魔に負ける事は誰があっても許さん事態だが、すると俺のケータイが鳴ったので出てみた。出てる時だけ意識をヴァーリに貸した。
「どうした奏?」
「智君、ドウターゲートの反応があります。座標特定したらここ、アグレアスドームの真上だと分かりました。あと十分でゲートが開きます」
「分かった。俺の眷属達にも伝えろ・・・・このゲームが終えたら対ドウター戦の開始だ。劉零達ブラック・シャーク隊にも伝えろ」
「承知しました。智君頑張ってね」
と言って切ったが、空気の読まないドウターゲートが来るとはな。
「一誠、相手は奏さんか?と言う事はドウター反応があったと言う事か?」
「今は目の前の事を集中しよう。戦いが終わったら話す」
サイラオーグがこちらに向かって来る間に、我は腕をダラリとしていたが二つの意識が前に向けると既にパンチしていた所だったので受け止めた。だが受け止めた拳を更に力を入れる事で、もう片方の拳を振るうがそれも受け止める状態となった。
『我らが負ける事など有り得ん事だが、両腕を折ってから最大威力であるドラゴンブラスターを受けるがいい』
「何だと?ぐわっ、両腕を折る程の力だと・・・・拳も粉砕されてしまっては俺の攻撃が出来ない」
狂信的なまでの勝利への執着があるので、負ければ全てが終わってしまう。二度目は無い程の戦いは一方は夢の為に戦う者、もう片方は神としてのプライドを持った最強の座を持つ者。
『我らの一撃を喰らうが良い・・・・ドラゴンブラスター!』
両腕を折り、脚のみ残った事だが神の一撃を喰らったサイラオーグは極太魔力キャノンにて心も体も動かない程にやられてしまった。黒色のオーラが発射された事で、強大な爆発と共に魔力の砲撃が通ったようだ。確か『獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)』は、飛び道具に対する防護性能があるが流石に零距離からだとダメージは通過した事になる。
『「獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)」は、飛び道具から所有者を守る能力を持っているが流石に神の鉄槌を受けた事でそれを無効化
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