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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
学園祭のライオンハート
最終試合:ダブル『王』対赤白龍神皇帝(2)
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今の俺は人間であり、ドライグの力を使っているが本来の力が出ないがいける。曹操を見たら余裕な感じで、七宝の一つである『輪宝(チャッカラタナ)』で球体を槍状にして相手を貫いていた。

「曹操、大丈夫か?」

「大丈夫だ。禁手無しだったらつらかっただろうが、今の所平気だ」

「流石に神滅具同士であるが、所有者無し状態だから力が不安定だからな。このゲームまで、とてもじゃないが出せる代物ではなかった。敵味方見境無しになっては勝負所では無くなってしまうが、今回出せるとしたら俺と組めるこのような最終試合だけだった。いざと言う時、コイツを止められるのは俺か兵藤一誠だけだからな」

サイラオーグがそう話すが確かにそうだな、ギリギリまで『兵士』を場に出さなかった理由は何となくだが推測として頭の片隅にあった。出すとしても制止出来る者が、このような事以外では出さないだろう。

「どちらにしても、私の相手は神滅具所有者である曹操かヴァーリなのかしらね」

「俺は力を温存するが・・・・とりあえず半減は発動しておこう」

『Divide!』

サイラオーグとリアスに向けて半減を発動させた事により、一時的に力を上級から中級になったと思えば譲渡によりサイラオーグとリアスの力が増大した。これにより俺らのハンデとしてはちょうどいいので、拳を繰り出してリアスが滅びの魔力を撃ち込むが最上級となったのかいつもより力が違っていた。

「一時的とはいえ俺らに譲渡するとはどう言う事だ?」

「このくらいのハンデが無いと俺らの本気はすぐに終わらせてしまうからな・・・・一時的に最上級悪魔の力を発揮させた事によりパワーもスピードもアップしたはずだ」

「それぐらいの力を見せないと瞬殺してしまう程の力を保有しているし、観客を飽きさせないようにすれば盛り上がるだろう」

「確かに力の譲渡によって、いつもよりも魔力が放つ事が出来た事を後悔する事ね!」

そう言ってヴァーリにはリアスが向かい、俺にはサイラオーグが来たが繰り出された拳を軽く避けてから拳を放つ俺。今の俺は倍加をしていなくとも、一回の倍加だけで赤龍帝本来の力を発動する事が出来る。だがせっかくなので倍加してみたのだった。

『Boost!』

「赤龍帝の力を発動させた事を後悔させてやる!」

倍加してみたら本当に二倍から百倍となった事で、三連衝撃拳をサイラオーグにお見舞いしてやった。衝撃拳により空中へ放り投げた先にいた俺は、すぐに飛び蹴りの態勢を取って回避不可能なぐらいの速度で地面に落下した。俺は首をコリコリしてたが、地面が凹んだ中心にいたサイラオーグは生命力を大元にする闘気ごと無効化している。

「・・・・強い。これ程の力を持ちながらも今まで加減をしていたと言うのか!」

「まだまだだなぁ
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