俺は愛せる? 幻想郷...
甘い香りは理解力を活性化させる
第二十四話 巷で噂のガンナーさん
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たら一人だったし。ああ、凄く安心する。
ずっとこうしてたい。
っと、危ない危ない。
「霊力って回復するのか?」
「もちろん。回復したからあなたは目を覚ましたのよ」
確か、魔力もあったけど… あれも同じように回復するんだよな?
ん?
俺って魔力は使わないよな… つまり有り余ってる。
それにしても霊力回復が早いわねぇ〜、と感心している霊夢に一つ聞く
「魔力も使い過ぎると倒れるのか」
「えっと、魔力は
「魔力を使った能力とかスペルカードが使えなくなるだけだぜ」
何処かから現れた魔理沙が俺の顔を覗き込見ながらそう言った。
「なんかごめんなぁ〜 楽しくてつい撃ちまくっちゃって」
「いや、俺の諸注意だ。それより、霊力と魔力って性質は同じなのか?」
俺がそう言うと、霊夢と魔理沙は同じように顎に手を当てて唸りだした。
どうやら考えたことがなかったようだ。
「わかんないぜ… 考えたことなかったからなぁ〜 私なんかどっちも使うし」
「そうね… そうだ琥珀、いいこと教えてあげるわ。霊力や魔力は使えば使うほど洗練されてく。つまり使える量が増えてくのよ」
「俺は霊力をあまり使ってこなかったからな…」
「今の私を百とすると、あなたは良くて二十ね。弾幕じゃない弾幕が撃てるレベルの霊力よ」
軽く酷いことを笑顔で言いやがる。でももうそんな霊夢に慣れてきた。
そしてこの位置(膝枕)落ち着く。
「それにしても琥珀さ〜 お前、なんか変なことしてなかったか? 私の弾幕を跳ね返してさ〜」
「あれか? あれは…謂わば俺の能力だ」
興味深く声をあげる魔理沙に対し、もう知っていたと言わんばかりにふふっと笑う霊夢。
なんだこの霊夢、オカンか。
「あ、そう言えば博麗ちゃんは?」
「寺子屋かしら」
かしら、て。まぁ、何処か遊びに行ったってことか。
今日はこれから弾幕ごっこ三昧かな。
さて、霊力と魔力の性質が同じなのはわからないのか… ちょっと怖いけど、試してみるかな。成功したらかなりの戦力になるし、霊夢の言った通り成長していくのなら、霊力も魔力も使った方がいいだろう。
一石二鳥だ。
そしてこれは自己解釈だが… テレポートさせようと集中させてるときにも霊力は消費しているのだと思う。それに加え、テレポートさせるとまた大きく霊力を消費する。
相手の弾幕を跳ね返すのは控えたほうがいいか… タイミング良く使えるようになるまでは…な。
「さて、どうする琥珀。やる?弾幕ごっこ。私はまだまだ元気だぜ!」
そわそわと我慢に耐え尽きたか、身体を大きく揺らして魔理沙はそう言った。
こちらもいつまでも霊夢のお膝にお世話になるわけにはいけない。もうとっくに痺れてい
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