寮の帰り
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いたがこんなことで決闘なぞしたく無いので抑える。
「・・・ふっ。そうやっているから貴様はいつまでも私に勝てないのだ」
と嘲るように言うと、
「・・・クックックッ。いいいじゃああねぇええかああ!」
と安い挑発に怒りを露わにしたレスターは俺に決闘を申請する。
「ったく。決闘を承認する」
と略称で承認するとでかい斧を振りかぶり突進ーする筈が、
「っ??なん・・だと」
「お疲れさん」
レスターは斧を振るうことなく、無機質な声が泰人に勝利を告げた。
「・・・何が起きた?」
「さ、さあ?」
と少女と綾斗が話しているなか、
「ただの機械の故障だ!」
と声を荒げるレスター。
そんな彼に対し、
「故障だろうがなんだろうが俺の勝ちなんだ、諦めな」
と言うと、胸の校章を引きちぎり、
「どこにも壊れ・・・て??」
と言い、見せようとしたら真っ二つになって地に落ちた。まあ、始まった瞬間に時を止めて刀を呼び出して真っ二つにしただけだが。
そんなことを分かる訳もない彼は反抗しようとするがそろそろうざいから、
「うるせえ、いい加減<黙れ>」
とレスターに向かって殺気を放つと、彼は恐れて苦し紛れの言い訳をしながら取り巻きを連れて逃げていった。
「・・・さて、帰るとするか」
と俺は綾斗たちの方を向くと、呆然としていたので
「うん?どうかしたのか?」
と声をかけると、二人ともはっ!と意識を戻し少女は帰り、綾斗と俺は寮へもどった。
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