暁 〜小説投稿サイト〜
『Overflow』
『Don't memory』

[8]前話 [2]次話


やっぱり思い出は思い出のまま心に閉じ込めとくしかないのかな。
綺麗に閉じ込めて二度と開かないように鍵もかけて?
それが正しい?

でも僕にとっての思い出は思い出なんかじゃなくて、生きてるんだ今もマダ鮮明に...
だから閉じ込めとく事が出来ない。

ほら、今にでも『何しとんねん!ぼけっとしてからぁ!』って貴女が背中を叩いて...

君も『ほら行くぞ!』って僕の頭を叩くんだ...

貴方は厳つい顔をクシャッと歪めて意地悪そうに笑う...
そして優しく手を差し伸べてくれる...

こんなにも鮮明に、こんなにも眩しく...あの頃がマダ此処に...

永遠に、思い出になんか成らない...



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ