36話『世界の死神』
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のはもうわたしの持つ風のクリスタルだけ。4つの輝きが揃えば、わたし達が忘れている記憶も取り戻せるかもしれないし、どこかに姿を消したあのガーランドも炙り出せる可能性だってあるんだよ。役目とかそういうことじゃない……わたし達は、わたし達なりに出来ることをしなきゃ」
「それが、"ヤツら"の思うツボでもかッ?」
「違うよ。わたし達が、あの人達を利用するの」
「世界を闇から守るというより、ボク達自身の目的の為ってことでスか……? それならボクも、知りたいでス。ボク達はどこから来て、本当はどうしたかったのか」
「オレはどーでもいいケドな( ────アイツに、借りを返すまでは)」
左手に持った火のクリスタルの欠片の内なる淡い光の明滅を、ランクはじっと見つめた。
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