Fate/stay night
1185話
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人の懇願に首を横に振りながら、パジャマを脱がせるという行為を続ける。
「明日どうなるか分からないんだ。なら、お前達の……俺が愛した女の全てを、しっかりと記憶に残させてくれ」
「……もう、馬鹿……」
凛が真っ赤になりながらも、顔をそっと逸らして俺の言葉を受け入れる。
綾子の方も同様で、凛程ではないにしろ、赤くなりながらも俺の言葉に小さく頷く。
そうしてパジャマを脱がせると、凛は黒、綾子は赤と2人共が扇情的な下着を身につけていた。
明かりの下である為か、俺の目には月の明かりの下で見るのに比べて酷く艶っぽくその姿は映った。
暗視能力があるので暗闇の下でも特に不自由はせずに見る事が出来るんだけど……うん、やっぱりこうして見ると格別だな。
そっと手を伸ばし、凛と綾子の滑らかな肌へと触れる。
それが心地よかったのか、小さな声を上げる凛。綾子の方はうっとりと気持ちよさそうに俺の手が自分の身体へと触れる感触を味わっていた。
最初はそんな具合だったが、それでも数分くらい撫でていると、やがて性的な意味の方で気持ちよくなってきたのだろう。2人の口から、艶やかな喘ぎ声が上がり始める。
羞恥で赤くなっていた顔だったが、悦楽により身体そのものが赤くなってきた。
そうして次の段階に……手で撫でるだけではなく、唇を使って凛と綾子の身体にキスマークを刻み込む。
「ん……あん……」
「アクセル、もうちょっとゆっくり……」
喘ぎの混じった声を聞きながら、次の段階へ……黒と赤という扇情的な下着の下へと手を伸ばしていき、凛と綾子の声が一際高くなる。
その喘ぎ声を聞きながら、俺はゆっくりと2人へとのし掛かっていく。
こうして、明かりの下で何もかも全てを晒け出したまま、俺達3人は熱い……冬だというのに、火傷しそうな程の熱さを持つ夜を過ごす。
明日で聖杯戦争が終わるかもしれない。そんな思いからか、凛と綾子もいつも以上に俺を求めてきて、日付が変わってからも数時間程部屋の中には喘ぎ声が響き渡っていた。
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