5部分:第五章
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もこうした結論になった。
「この勝負な」
「そうするか」
こうして彼等はなおも腰を据えて勝負を見守るのだった。一三はセットポジションから二球目に入った。今度は縦に大きく割れるカーブをバッターの背の方から内角に入れた。これまたかなりきわどいコースだった。今度の判定は。
「ストライク!」
「よし!」
「また入ったな!」
また歓声が起こった。これでツーストライクになった。
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