3部分:第三章
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た。
「あんたのその考えは。間違っていないから」
「じゃあこのままずっと」
「その左腕でね」
「投げていくよ」
一三はずっと自分の左腕を見ていた。今自分の全てを進めさせているその左腕を。
「これからもね」
「頑張りなさい」
我が子に温かい声をかけた。
「その左腕でね」
「うん」
こうして彼はその高校に入ることになった。彼はそこでもピッチャーになりエースになった。そうしてその左腕で勝ち進み夢の一つにあと一歩の場所にまでやって来た。
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