第三十九話 松田中佐!サーキットの狼!!その五
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「ではこれよりです」
「出陣しそのうえで」
「ジャスティスカイザーを倒しましょう」
「あの者達を倒し」
松田は瞬の前に来ていた、そのうえで正対しつつ話す。
「そしてですね」
「はい、再併合です」
「その段階に進めるのですね」
「大日本帝国復活の最後の段階です」
領土、それをというのだ。
「あの半島を再び併合すれば」
「はい、ですから」
「今度こそジャスティスカイザーに勝ちましょう」
「わかりました」
こう二人で話してだった、瞬は松田と共に出陣した。工場の人達はその人達を最高の礼儀で見送ったのだった。
「頑張って来て下さい!」
「あの者達に鉄槌を!」
「正義の裁きを!」
「日帝衆の人達に勝利を!」
万雷の拍手と日章旗、旭日旗を振ったうえで送った。そして。
ジャスティスカイザーの二人は鈴鹿にハングオンで向かっていた。だが彼等には。
子供達が石を投げてだ、口々に言っていた。
「負けろ!」
「ここで事故れ!」
「それか円谷プロの怪獣に踏まれろ!」
「そして死ね!」
「地獄に落ちろ!」
「だからうるせえんだよガキ共!」
「何でこの作品のガキは可愛くねえんだよ!」
二人は運転しながら子供達に中指を突き立てて抗議した、勿論その頭にはヘルメットの上とはいえ血管が浮き出ている。
「子供は天使じゃねえのか!」
「それが何でこんなにむかつくんだ!」
「俺達には石とかばかりでな」
「日帝衆ばかり応援しやがって」
「手前等こそ円谷の怪獣に襲われてろ」
「円谷作品って子供は死なないけれどな」
あと唱和の東映特撮でもそうである。
「けれど手前等は死ね!」
「ゴモラに踏まれてろ!」
「大阪城の代わりに御前等がやられてろ!」
「アンギラスでもいいぞ!」
アンギラスも大阪城を壊している、円谷プロは一時期大阪城を壊すことにこだわっていた様である。あと名古屋城はゴジラに壊されている。
「俺達が行くの鈴鹿だけれどな!」
「鈴鹿サーキットでフェラーリに乗るぜ!」
「フェラーリテスタロッサ!」
「作者が大好きなな!」
「あの車確か清原乗ってたよな」
「そうだったよな」
その車の名前を聞いてだ、子供達は顔を見合わせて話した。
「作者の大嫌いな」
「あの清原の愛車だったな」
「それに乗るんだな」
「じゃあこれ負けフラグだよな」
「この作者の作品清原絡みは絶対に負けるっていうジンクスあるから」
「二人も遂に負けるか」
子供達は話をしながら嬉しがってだった。
そしてだ、ジャスティスカイザーにこう言ったのだった。
「よし、負けろ!」
「フェラーリに乗れ!」
「テスタロッサに乗れ!」
「清原の愛車に!」
「だから俺達が負けるか!」
「主役が負ける筈ないだろ!]
こう
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