5話『復讐者と不死鳥』
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着ける」
俺が飛び降りたと同時に、夕麻が俺の手を掴み、来たときと同じように空を飛んでいる。
「今日はもう帰るぞ」
「はぁ〜。そう言うと思って、さっきの休み時間の間に荷物を取ってきておいたわ」
意外なところで気が利く夕麻。
俺達はそんな会話をしながら、家へと飛んでいく。
〜???Said〜
「……そうか。やっぱり、リアスの言っていたのは彼等の息子さんだったか」
「はい。それも、悪魔の事を相当憎んでいるようです」
「……ということは、息子さんは知っているというわけか。夜鞠夫妻があのはぐれ悪魔と堕天使に殺されたということを」
「恐らくは、ですがそのことについては「わかっているよ。グレイフィア」ですが!?」
「でも、彼にはーーーー修弥君には恨まれても仕方がないんだよ。彼の両親をーーーー璃紗さんと雅斗に危険が迫っているのを、僕は知っていたんだから」
「それは、なんども言った筈ですよ、サーゼクス。あの二人はそれを知っていたと」
「……うん。だからだよ、グレイフィア。修弥君をあの二人のように殺させないために、僕達が影ながら支援するんだ」
「………だから、彼の名が書かれた堕天使の学園への編入書類を許可されたのですか?」
「うん。せめてもの、つみほろぼしでね」
そう言った僕の顔を見て、グレイフィアは悲しげに何かを呟いていた。
「何はともあれ、修弥君のゲーム参加をできるかぎりサポートするよ」
「はぁ〜。わかりました」
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