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うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜まずはこっから!〜
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で安心してはいけない。
もっと、もっと強くならないと。
黒ゼツはともかく、他の強敵すらも倒せないぞ。
「…先は遠いな。」
でも、まけねぇから。
今回は任しといてくれよ、皆。
「さ、帰るか。」
まだやりたいことはたくさんある。
「ただいまぁ…。」
「あら、オビトお帰り、今日は少し遅かったわね。」
「あ…うん、時間忘れてて…ゴメン、飯、作っちゃった?」
「いいえ、オビトの事だから自分で作りたいって言うと思って。」
さっすがばぁちゃん、分かってる。
最近気づいたのだが、味覚は幼少期のままのようだ。
六道仙人、いい仕事してるぜ。
「はい、ばぁちゃん。」
「まぁ、ありがとうねぇ。」
オビトの料理はおいしいから、なんて言ってくれるばぁちゃん大好きで。
でも、時より思ってしまう。
俺に両親がいたら、もっと楽しかったりしたのかな、なんて。
こんなこと、口にだせねぇけど。
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