巻ノ二十三 箱根八里その五
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た。
「いやあ、いいですな」
「やはり風呂はいいものです」
「身体が温まりです」
「汚れも落ちます」
「いいことばかりですな」
「身体は常に奇麗にすべきでな」
幸村もだ、彼等と共に湯に入りながら言った。
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