巴里華撃団の敗北と東方から来る光後編2
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ダンスコンテストまで後4日・・・
シャノワール内
昨日の夜突如決まった。帝国歌劇団と、巴里歌劇団のダンスコンテスト。
「皆、聞いてくれ」
大神が、巴里歌劇団の5人に声をかけた。
「何ですか?大神さん」
「何々イチロー」
「何かあるのか?」
「面白い事でもあるのか?」
「御用は何ですか?大神さん」
「皆まずは、このチラシを見てくれ」
「ふむ、これは4日後に開かれるダンスコンテストのチラシではないか?」
「そうだ、これにさくら君たち帝国歌劇団の出場が決まった。君達はどうする?」
「フン奴らが出るのならば、我等も出るぞ」
「そうか、わかった。しかし今の君達では参加資格すらえられないぞ」
「何?」
「あっ本当だ、参加資格に男性がいないと参加が出来ない上に、男性は女装しなければならない」
「「「「何!!−−−」」」」
エリカの説明を聞いた4人は大声を上げていた。
「だが、何故だ?この条件が付いてるならば奴らも、参加資格はないはずだ」
その時ロベリアがあることに気が付いた。
「そうか!!あいつらはさくらの弟を参加させやがったな」
「そうか直哉をか」
「直哉君がいるならイチロー入れても僕たちの勝ちだね」
「ああそうだな」
そして、強制的に大神の参加で、巴里歌劇団の参加も認められた」
「無知て怖いなあ、俺で直哉君に勝てるわけないのに」
と心の中で呟くのだった。
とある場所・・・
「シゾーにピトンよ」
「「ハッカルマール様」」
「俺様に何の用事だピョン」
「いっヒッヒ、この私に用があるのかえ?」
「左様、主等にもう一度チャンスをやろう。巴里華撃団を消せ」
「「ははーーカルマールさま」」
ついに怪人たちが組織を組み行動を開始し始めた。
そのころ。直哉たちも、すみれとアイリスに説明していた。
「わかりました。丁度よかったですわ、直哉君ように依頼していた衣装もありますから」
「え、すみれさんそれ、本当ですか?」
「ええ、本当ですよ直哉君」
「何だか申し訳ないです、いつも僕だけ衣装代を出してもらうばかりで」
「あら、いいんですよ直哉君の衣装代はお爺様の公認ですから」
「「ええーーーそれはどういうことですか?」」
さくらと直哉がすみれに聞いた。
「ええ、昨年のお見合いの後で、お爺様が、直哉君の支援をする為神崎の、新たな予算枠を作りましたから」
「「「えええーーー」」」
すみれの答を聞いた三人が一斉に大声を上げた。
その後、落ち着いた三人は、ダンスコンテストの話を再開した
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ