巴里華撃団の敗北と東方から来る光中編
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「お久しぶりです。大神さん」
「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」
「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」
「ああ、夢のようだ」
「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」
「アイリス君も来たのか?」
「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」
「すみれ君まで」
「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」
「ぐえええ」
「あれ今何か、当たったような」
「さくら君、直哉君は来てないのかい?」
「直哉君ならここに・・・あれ」
「さくら、直哉君ならあそこで、気絶してるよ」
アイリスが、直哉の事を、さくらに伝える。
「え、きゃあああ。直哉君しっかりして」
直哉は、エリカの突撃を食らって、気絶していた。
暫くして・・・
「うーん・・・あ、お姉ちゃん」
「気が付いた直哉君」
「ごめんね。大丈夫?」
「ヒッ」
直哉は、エリカの顔見ると、すぐに真後ろを向き、さくらに抱っこされながらガタガタ震えていた。
「あーあ、直哉君。本気で怖がってるよ」
アイリスがそう言うと、すみれが続けて言った。
「仕方がありませんわ、初対面であんなことされたら」
「ですね、初期の大神さんの時みたいにならなきゃいいですけど」
「いい!!さくら君いつまでその事を言ってるの」
「大神さん巴里華撃団の方のフォローしなくていいんですか?」
「え、」
「エリカ嫌われちゃいました、えーんえーん」
エリカは大声で泣き始めてしまったが、大神のフォローで泣き止みさくら達をシャノワールに案内する事になった。
シャノワールに行く道中・・・
「あ、直哉君ちょっといい」
「何?アイリス」
「米田のおじちゃんが直哉君に伝えてていってたよね、すみれ」
「ええ、直哉君実はですね、巴里にもカルマの実でしたわね、その反応があったからレニと織姫と一緒に千明さんもこちらに来るということですわ」
「わかりました教えてくれてありがとうございます」
「直哉君も、大変だね」
「え、何が?」
「本当ですわね、せっかくの新婚旅行中に、こんな事になりまして」
「でも後2ヶ月あるし、その時ゆっくりするよ」
「ね、お姉ちゃん」
「ええ、そうね直哉君。すみれさんとアイリスもここにいる間は私達の部屋で寝ませんか?」
「あらいいんですの?さくらさん」
「ええ、二人だと、広すぎる部屋ですし」
「やったーー嬉しいなあ」
アイリスは大喜びだった。
そんなこんなで、シャノワールに着いた。
シャノワール内にて
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ