超展開
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「んで本題なんだが。」
ヒカルとフォルツは生徒会室に入るとヒカルはそのまま生徒会長と書かれた札のある椅子に座る。
「…おい。まだ受けるとは言ってないぞ。」
「おう?そうか。」
ヒカルはそう言って残念そうな顔をすると意味ありげな笑顔を浮かべた。
「『7つの大罪』」
「??」
ヒカルが言い放ったのはソーニャに唯一繋がる光明。
それを聞いてフォルツはすこしだけ目を見開いた。それを見てヒカルはとても楽しそうにフォルツを見る。
「その表情から見て図星の様だな。
…俺は今回の絵本になる事件はその『7つの大罪』の、誰かだって事だ。」
「誰から聞いたんだ?」
「ん?」
フォルツははあ、とため息をつくと再びヒカルを見直してそう言った。
「その『7つの大罪』、誰から聞いたんだ?そんな有名じゃないだろ?」
「…。まあやましい事はないから言うけどな。
…ライトとリンにちらっと話を聞いただけだけ。特に他意はないぜ?」
「そうか。」
ライトとリンは手紙で俺がこの大学に行く事を伝えてある。その時に伝えたのか…?
「それでもまあ、魔法が分かった訳ではないからな。なんとも言えないがな…。」
コンコン。
すると生徒会室をノックする音。すると入ってきたのは1人の少女。
「生徒会長いらっしゃいますか?」
「ああ、アルニカ。」
すると入ってきたのは気弱そうな雰囲気を持つ少女。アルニカだった。
アルニカはぺこりと頭を下げるとヒカルを見て。
「生徒会長。た、大変です!」
「どうした??」
「ルスティグさんとクローバーさんそれに新入生の方が絵本に…??」
「なんだって??すぐに向かう!」
ヒカルはそう言って立ち上がるとアルニカについて行こうとする。
そうしてアルニカはフォルツを見て。
「さあ、フォルツさんも一緒に??」
「…夢幻剣。
誰だ?お前?」
「??」
次の瞬間、夢幻剣がアルニカに突きつけられていた。それを見てヒカルは驚く。
「フォルツ??」
「まったくこんなに速く気付くなんて…。フォルツさんは遊戯王並みの超展開にしたいんですかね?」
するとアルニカはニヤリと笑って剣を突きつけられながらフォルツを見る。
「なんで初対面の奴が俺の名前を知っているのか疑問に思ってな。」
「いやはや、びっくりですね。『夢の残滓』がまさか破られるとは。」
そうして様々なガラクタがアルニカを包み込みそこに現れたの
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