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詩集「棘」
君に会えたら

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冷たい雨が落ちてくる
それは寒々しい冬の空…
どうしてだろう…胸が痛むのは
隣に君がいないから…?

いつか白雪が舞い落ちて
嫌でも君を思い出す
歩き出した君の姿
何だか…涙が出そうだよ…

今度 君に会えたら
一体何を話そうか…
そんなこと考えても
きっと…ありきたりな言葉しか
出てきやしないね…


ずっと重ならない時が
僕の魂(ココロ)を搦め捕ってく…
それはゆっくりと…水底へ誘い
諦めちまえと囁いた…

でもね…それだけは出来ないよ
だって君が好きなんだ
止められない 僕の心
だから…こんなにも切ない…

いつか 君に会えたら
この気持ちを伝えたい…
それさえも悪ならば
いっそ…この世界から消してよ…
願うは君だけ…


躊躇わずに君を抱きしめたい
そんな欲望が頭をもたげ
今も僕を苦しめる…

いつか 君に会えたら
どんな表情(カオ)したらいいかな…
隠すだけじゃ進めない
だから…ホントの想い告げたい
こんな僕で…ゴメン…

今度 君に会えたら
一体何を話そうか…
そんなこと考えても
きっと…ありきたりな言葉しか
出てきやしないね…

ずっと…ずっと…
君といたいよ…




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