暁 〜小説投稿サイト〜
戦国御伽草子
参ノ巻
幕間

[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
伎高を責め立てる。



「ま、抹役、背が高いだろ?最初は女性で、募集したんだがどうしても見つからなかったらしくて…ほら、声は元々枯れてる設定だし…」



「それならねぇ!アンタもっと真剣に止めなさいよォ〜…あたし思いっきし抹脱がせちゃったじゃ無いのよォ〜…」



「おまえが脱がされたわけじゃ無いから良いだろ…」



「あたしが脱がされてたら殺してるわよ」



「ゴクリ…」



「ああああああたしの抹が!あんなに美人なのに!男だったなんてぇ…あーでも台本の中じゃちゃんと女だもんね!それがせめてもの救いか〜…あーよかった〜」



「…毎回思うんだが、おまえちゃんと台本読んだか?肆ノ巻…」



「忙しくてまだ読んでないわよ!」



「いばんな。悪いこと言わないから、読んだ方が良いぞ。多分、いまからでも」



「…え、なに、そんなにヤバい内容なの?」



「…いや、まぁ、今のおまえにとっては」



「えええ、なに、気になる!」



「だから読めと」



「オッケー今日読むわ。で♪あんたこれから予定無いわよね?」



「いや、ないが…」



「もう男でも良いから、抹ちゃんとアイス食べいく約束したから、あんたも暇なら付き合いなさいよ」



「…ハイ女王様」



「素直で宜しい♪」



さてさて、今回は石山寺組でお送りしました。幕間そノ参。いつもよりギャグ度は大分低め…ですが、まぁたまにはこんなのもいいんではないかと。



次回、現れる女童!高彬の命は!?瑠螺蔚は前田家に帰れるのか!?そしてついに、零ノ巻ではお馴染みのイチロージロー兄弟が出てくる!?戦の気配立ちこめる肆ノ巻、乞うご期待っ♪
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ