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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ―第5のマテリアル―
DUEL:02 魔を断つ刃
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かを決意したかのような表情でゆっくりと口を開いた。

「スキルの無効化にさっきのダガーモードと今のブレードモード・・・よし、MD−01じゃあ呼び難いからね、名前をあげよう。
 魔を断つ刃と書いて『マダンジン』、これでどうだ?」

『マダンジン・・・良き名をいただきました。
 これからよろしくお願いします、アリス。
 プレイヤーデータをリセットしない限り私はずっと貴女と共にいます』

「よし、それじゃあマダンジン、さっそくなんだけど1ついい?」

『なんでしょうか?』

「私がチェンジ、マダンダガーって言ったらダガーモードに、チェンジ、ゲキリュウケンって言ったらブレードモードに変形してくれる?」

『了解しました』

 その後もアリスとマダンジンの会話は続いたが、数分後、突如アラームとともに巨大な警告文が出現する。

「これは・・・」

『乱入者です』

 マダンジンがそう告げた瞬間、空からハンマーを背負った赤い服の小柄な少女が降りてくる。

「あれ?アリスさんじゃないですか!アリスさんもついにブレイブデュエル始めたんですか?」

「おぉ、誰かと思えばヴィータか・・・
 まぁ、ディアーチェのマフィンにつられてちょっと始めてみたんだけど、折角だし1戦しようか」

『ご友人の方ですか?』

 ヴィータと呼ばれた少女とアリスの反応にマダンジンが質問をするが、アリスは後で話すと言ってマダンジンを構える。
 ヴィータも同じようにハンマー型のデバイスを構え、戦闘が始まった。


「いくぞ、アイゼン!!」

『おうよ!』

 最初に動いたのはヴィータだった、6つの小さな鉄球を目の前に出現させるとアイゼンと呼ばれたデバイスでそれらをアリスに向けて撃ちこむ。
 対してアリスはその場から動かずにじっとしたまま鉄球が飛んでくるのを静かに待つ。

『目標接近、衝突まで4、3、2、1』

「切り裂け!!」

 鉄球ギリギリまで接近したところでブレードモードで薙ぎ払い、全ての鉄球を切り裂いてみせた。

『アリスッ!上です!!』

「んなこたぁ・・・分かってるよ!!」

 薙ぎ払いの姿勢からマダンジンを逆手に持ち替えて振り上げる。
 キィィィィィンとデバイス同士がぶつかり合う・・・が、純粋な力ではヴィータの方が上らしく、すぐに落とされてしまう。

「ゆだんたーてきですよ、アリスさん」

『それを言うなら油断大敵だ』

「う、うっせー!いいんだよなんとなく合ってるから!」

 雲の上でヴィータをアイゼンがそんな事を言い合っている中、アリスは海の中へと落ちていった。

「やっぱN+とRじゃ違うねぇ・・・でも、年上としてお姉さんも負けられないんだよねぇ」

『ではど
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