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IFのIFストーリー
転生者
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て発射した。・・・が、

「ぐぁっ!・・・なんてな。ったく危な・・ってもういねぇし」

反射されたボウガンの矢は泰人に刺さらず、後方の木に刺さっていったが、振り向くと相手はいなくなっていた。

「・・・なにしてんだか。さっさと学園に行くかー」

と言って広場の方を向くと、いつの間に終わっていたのか一人増えた男女達が俺を見ていた。

「・・・あー。完璧、不審者だな。俺。」

と男女の方へ歩いていく。


「・・・君が狙ったのかい?」

と出会って早々かけられた言葉がそれで思わず苦笑するが、さすがに狙撃の場所から出てくると仕方ないか、と思いつつ口を開く。

「いやいや。不審者がいたもんで声をかけただけだよ。まったく物騒だなここは」

「・・・」

とおどけて見せるがみんな黙っているので俺は首をかしげる。

「・・・みんな俺が不審者って顔してるんだが。今日から学園に入学する予定でたまたまここを通りすがっただけだよ。なんなら生徒会長に聞いてみても良い」

と学園に案内してもらうよう話すと、三人のうちの一人が何やら確認をして、俺と記録を見合わせたあと俺の前に出てきた。

「・・・たしかに、あなたは我が星導館学園の生徒の手続きを踏んで、正式な生徒になっています」

「・・・もしかして生徒会長さん?」

「はい。星導館学園生徒会長、クローディア・エンフィールドと申します。では天霧綾斗くん、枢木泰人くん、改めてよろしくお願いします」

とすっと手を差し出してきたので天霧綾斗と呼ばれる少年と順番に握手する。

そうして一件落着で終わりそうな雰囲気を出してやっと学園に行けると思っていたら、横にいた少女が口を開いた。

「・・・コホン、話を戻すがいくら生徒会長といえども、正当な理由なくして決闘に介入することはできなかったはずだが?」

「・・あーいきなりここで口を挟むのはどうかと思うが、さっきもいった通り、不審者があんた達を狙っていたんでその決闘は破棄させてもらえないかな?」

「・・・なに?」

と生徒会長を睨んでいた少女はこちらに睨み返してきた。ので、

「なんならー・・・[俺が相手してやろうか?]・・どうですかね?」

と少し睨み返すように小声で言うと、

「・・・!仕方ない、それでいいだろう」

と少女は挑発(ry
じゃなくて提案に快く承諾してくれたので、

「それじゃあまた。」

「ああ」

と返事をすると彼女は去っていった。
そしてその姿を見送っていくと、生徒会長が近づき、

「彼女と決闘の約束をして良かったのですか?」

と、こちらを試すように話しかけてくる。
真意は分からないが、多分力量を図ろうとしているのだろう。

「・・・もう
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