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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ―第5のマテリアル―
DUEL:01 YOUR MAKE!
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デアを見つけ出すことも少なくはなかった。
そんな2人の影響か、もしくは彼女の話す世界が妙に現実的なせいか、段々と他の研究所メンバーや留学生達も彼女の話を信じるようになっていった。
そんな彼女の特技はゲームであり、所内では一番といっても過言では無いだろう。
ディアーチェが彼女を『ダークマテリアルズ』のメンバーに加えようとするのもそのせいだ。
程なくして2人は研究所のデュエルスペースへと到着する。
そこには既に大勢の客が入っており、かなり広く造ってあるデュエルスペースの約半分は人で埋め尽くされていた。
正面の壁にある巨大なスクリーンには丁度今行われている戦いが映し出されていて、客の殆んどはそれ見て歓声を上げていた。
「とりあえず初日から閑古鳥ではなかったか。
それじゃあまぁ、適当にアバター作って2,3戦したら戻りますかね。」
「その前にお主は『ブレイブホルダー』も『データカートリッジ』も持っておらんだろう。
博士に貰ってきてあるから、ほれ、受け取れ。」
そう言ってディアーチェが名刺ケースほどの薄さのケースと銃の弾倉のような物をアリスに手渡す。
ケースの方は『ブレイブホルダー』というカードデッキを保存するもので、RPGでいう冒険者のカバンのようなもの。
弾倉の方は『データカートリッジ』といい、プレイヤーのデータを保存するためのものだ。
「うい、ありがとね。それじゃあ行ってくるわ。」
ホルダーとカートリッジを受け取ったアリスは、そのままデュエルスペースの脇にある『カードローダー』と呼ばれる機械の中に入っていく。
カードローダーの中にある装置に先ほど受け取ったデータカートリッジを差し込み、身長,体重,年齢,性別を入力し、カメラがアリスの身体をトレースすると装置の上に1枚のカードが現れる。
これは『パーソナルカード』と呼ばれ、灰色のパーカーに灰色のズボンという寝巻きの様な現在の格好はそのままに、右手には青と金の目立つ1本の短剣のようなものを右手に握っているアリスが描かれている。
短剣には鍔の部分が無く、代わりに大きな宝珠のような物が埋め込まれいてた。
これは『デバイス』とよばれるもので、ブレイブデュエル内の武器である。宝珠はコアパーツと呼ばれ、その他の部分はフレームパーツと呼ばれている。
パーソナルカードを取ると、それとは違う3枚のカードが出てくる。これがブレイブデュエルの初期デッキ、これで準備は整った。
「パーソナルにN+が1枚、スキルカードが2枚か・・・とりあえずはラッキーかな」
初期デッキを確認しながら客を避けて部屋の反対側に向かうと、さっきとは少し形状の違う円柱型の機械がある。
これは『ブレイブシミュレーター』、この中に入ることでブレイブデュエルを
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