暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
伏魔殿
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せておけ。」

「・・・お。」

あの人が俺を見る。

「よお。」

「どうも。」

「ん?2人は知り合いか?」

「朝にな。」

「はい。」

ジュラさんの言葉にそう言うのだった。




「昨日は休暇のため失礼しました。」

俺達の前に、カボチャの着ぐるみを着た人が出てきた。
確かマスコットキャラのマトーくんだったはず。

「それではこれより、伏魔殿(パンデモニウム)のルールを説明します、カボ。」

その言葉と同時に、フィールド上に不気味な城が現れた。

「これは・・・」

「すごい・・・。」

「・・・ちょっと不気味。」

出てきた城を見て、エルザさんとミリアーナさんは驚き、
パープルさんは、ちょっと苦手な表情をした。

「先輩。」

「大丈夫だよ。解析開始。」

ヒビキさんは、すぐに古文書(アーカイプ)を開いて情報を入力していった。

「邪悪なるモンスターが巣くう神殿伏魔殿(パンデモニウム)!!」

「「でかっ!!」」

「「・・・・・・。」」

「モンスターが巣くうだと?」

「そういう設定ですのでカボ。ただの。」

ジュラさんの言葉ににマトー君は答える。

「この神殿の中には()()は100体モンスターがいます。」

「(実質・・・?)」

俺はその言葉に疑問を浮かべるのだった。

「・・・といっても我々の作り出した魔法具現体、
 皆さんを襲うようなことはないのでご安心を。
 モンスターはE、D、C、B、A、Sの6段階の強さが設定されています。
 内訳はこのようになっています。」

その言葉と同時に、魔水晶(ラクリマ)ビジョンにそれぞれのレベルの数が表示される。
Dクラスが50体、Cクラスが30体、Bクラスが15体、
Aクラスが4体、Sクラスが1体となっている。

「ちなみに、Dクラスのモンスターがどのくらいの強さを持っているかといいますと。」

魔水晶(ラクリマ)ビジョンが切り替わり、神殿内と思われる場所が映し出された。

『グルルル・・・。』

そこに四つ足のモンスターがいた。

「「「「「ひえーーーっ!!」」」」」

そのモンスターの姿に観客は怯える。
そのモンスターは目の前にある石像に体当たりした。石像は一瞬で跡形もなく姿をなくした。

「こんなのやこんなのより強いのやらが100体うずまいているのが
 伏魔殿(パンデモニウム)ですカボ。」

マトー君の言葉に会場は静かになる。

「クラスが上がるごとに倍々に戦闘力ご上がると思ってください。
 Sクラスのモンスターは聖十大魔導とはいえ、倒せる保証はない強さになっていますカボ。」

「ム
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