3章 花の都篇
巴里華撃団の敗北と東方から来る光前編
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太正15年6月中旬・・・
巴里に到着した直哉とさくらを出迎えたのは帝国華撃団月組の加山雄一だった。
「「あ、加山さんお迎えありがとうございます」」
「いえいえ直哉君とさくらさんの新婚旅行ですし、極力大神の方に行きますけどね」
「あ、そう言えば加山さん巴里華撃団のメンバーが揃ったんですよね」
「ええ、先日にやっとにですけど」
「そうですか、やはり大神さん苦労してますよね、日本と欧州では、基本的な所が違いますからね」
「ねえ直哉君それどういう事?」
さくらが直哉に聞いた。
「お姉ちゃん織姫さんやレニさんの最初の頃思い出してみて」
「え、」
「あの二人も最初個人で動いてたよね戦闘も、日常も」
「ええ、そうね」
あの二人の考えが、欧州では、当たり前なんだ、だから日本は協力やチームプレーを重視してたよね、僕達帝国華撃団でも」
「そうね」
「大神さんが、今いるのは個人主体の巴里だよ、そんなとこに知らない日本人が部隊の隊長していて、いきなり日本流の考え方を言われて実践できると思う?」
「それは・・・難しいわね」
「それでも、大神はその状態でも5人の怪人を倒してますから」
「さすが大神さん、巴里華撃団の新型量子甲冑光武Fにもう適応するなんて」
「それで、今大神さんはどこにいるんです?」
「大神はシャノワールが休日なので、巴里華撃団の隊員とデートしてますよ」
「成る程、加山さん1週間後すみれさんとアイリスがこちらに来ますからお願いしますね」
「は、了解しました」
「僕とさくらお姉ちゃんも、同じタイミングで、大神さんと再会しますから、それまで内密に」
「それじゃあお姉ちゃん、新婚旅行を始めようか」
「そうね」
そう言って二人はパリの街へと消えていった。
「大神俺とお前恵まれすぎてるな、流石だよ、直哉君は最悪な事態が起きても良い様に、事前に手を打ち、新婚旅行と言いながら、しっかり状況を確認しに来るのだからな」
そのころ大神は・・・
巴里華撃団の5人の隊員とそれぞれとデートをしていた。
その途中大神達全員に緊急通信が入り全員でシャノワールに戻ると、司令である支配人からシャンゼリア通りに敵が現れたと言う事で、急いで出撃した。
シャンゼリア通りでは・・・
さくらと、直哉が買い物を楽しんでいたが、突然現れたイカの怪人によって買い物が出来なくなった。
二人は一応双天武に乗り込んだが、ここは巴里なので、大神達が来るまで待った。
「巴里華撃団参上!!」
「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」
「お前は何者だ?」
「わしか、わしはカルマール巴里を浄化する
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