大神のいない帝国華撃団2
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太正15年5月下旬・・・
大帝国劇場支配人室
「成る程、事情はわかった、前鬼、千明そういうことならここで暮らせ、実はな最近帝都で奇怪な事件が起きている」
「お前達が、そういう事件に、対応出来るならありがたい」
「「「はい」」」
こうして千明達は劇場で住むこととなった。
直哉とさくらは・・・
来週に迫る巴里への新婚旅行の準備をしていた。
「直哉君本当に、双天武も持ってくの?」
「うん巴里に出ている敵に襲撃されてもいいようにね」
「それに、もしかして、大神さんの予想を超える敵が出てくるかもだから」
「え、どういうこと、直哉君?」
「リングの力でまた少し未来が見えたんだ、僕達またあのウサギと戦う場面がね」
「え、あのウサギ大神さんが、巴里で戦う敵だったの?」
さくらは意外な事実に、驚いていた。
「うんそうみたいだね、それに双天武を持って行くのは、僕とお姉ちゃん9月まで向こうにいるじゃない?」
「そうね、アイリス達が交代出来たとしても、私たちが最後に帰ると思うわ」
「だから僕達が巻き込まれる可能性が高いよね、戦いにその為に持って行くんだよ」
「本当なら僕だって、新婚旅行中に、よその国の大戦に参加したくないよ」
「・・・直哉君」
「でも向こうには、大神さんがいる。そろそろ、大神さんも自分が巴里に、派遣された真実を知った頃と思うんだ」
そのころ大神は・・・
「ウーサッサ、巴里は俺様のもんだピョン行けポーン共」
「何なんだ?あいつは、大神さん急いでシャノワールに行きましょう」
「ちょっとエリカ君今から、シャノワールに行ってどうするのさ?」
「いいから行きますよ。大神さん」
大神はエリカに強制的にシャノワールに、連行されていった。
シャノワール地下司令室・・・
「こ、これは」
「よく来たね、ムッシュ大神、ここが巴里華撃団の秘密基地なのさ」
「巴里華撃団?」
「ああ、帝都に続く、都市型霊的災厄に対抗するために作られた組織が巴里華撃団なのさ」
「ムッシュは、帝都に2度起きた霊的災厄を防いだ実績を見込んで、新設された巴里華撃団の隊長をしてもらうために、来てもらったのさ」
「えええーーー」
帝都では・・・
「そうね今頃大神さん。驚いてるかもね」
巴里での初戦闘が行われている事を知らない直哉とさくらだった。
そして、1週間後・・・
さくらと直哉は、他の花組隊員より早く新婚旅行を楽しむべく巴里へ向かった。
そのころ、巴里では5大怪人が、それぞれ巴里華撃団と戦い破れ、巴里は暫しの平和な時が流れていた。
そして同年6月中旬
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