番外編 マシン獣襲来中編
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千明の家・・・
「それで千明こいつらなにもんなんだ」
一恵が千明に聞く。
「この人たちは、真宮寺さくらさんと、直哉君と言って、異世界の前鬼のマスターかな、簡単に言えばね」
「何だって!!」
一恵が、千明の言葉を聞いて驚いていた。
「明君この子がさっき話した、直哉君よ」
「あれ、お兄ちゃん初めて見る人だ、千明お姉ちゃんこのお兄ちゃん誰なの?人と違う、雰囲気感じるけど」
明は直哉の観察眼に驚いていた。
「あーあ直哉君安心して、明君は、前鬼と同じ鬼だから」
「成る程ね、納得したよ」
「おいおい簡単に信用するのか?直哉」
「だって千明お姉ちゃんは、嘘をつかないと信じてるもん」
直哉は満面の笑みで、そう言い放つ。それを聞いた千明が、嬉しさの余り直哉を抱きしめる。
「ありがとう直哉君、私を信じてくれて」
「苦しいよ千明お姉ちゃん」
「あ、てめえ千明ずるいぞ」
そう言って前鬼は怒り出す。
前鬼君私が抱っこしようか」
さくらがそう言うと、前鬼は素直にさくらの元に来た。
それを見た明と一恵は驚いていた。
「何で前鬼が素直にさくらさんの言うことを聞くんだ」
「そんな事千明さんや僕でも無理なのに?」
「それで話戻すけど、どうしてこっちの世界に、来たの?」
「それはね僕とさくらお姉ちゃんの護法リングによって来たの」
「千明お姉ちゃんのピンチを教えてくれたんだ、お姉ちゃん護法リング壊れたんじゃない?」
!!
「やっぱり直哉君とさくらさんには、わかるのね?」
「そして、千明ちゃんこの世界に危機が、迫ってるんじゃない?私の予想だと、以前こちらに来た時、前鬼君が戦ってた青年関係かしら?」
「何?直哉達も犬神の事ををしってんのかい?」
一恵は、異世界の住人がここまでこちらの世界に詳しい事に、驚いていた。
その時、前鬼達の敵が、町全体に攻撃をしてきた。
「キャああもう来たの?予想より早すぎるわ.マシン獣」
「「あれがマシン獣、そしてこの世界にとっての最強の敵か」」
「ねえお姉ちゃん。あれ見てると、何だか武蔵を思い出すね」
「そうね生物的な所が特にね」
「所でもう一人の僕」
「何だ?直哉」
「千明お姉ちゃんのリング修理できる?」
「修理は出来るが、その為には俺と直接触れないと駄目だが、あのお姉さんがな」
「わかったもう一人の僕」
「千明お姉ちゃん、僕が護法リング直せるとしたら、どうする?」
「え、直せるの直哉君?」
「多分直せるけど、その為には、僕と二人きりになれる場所じゃないと駄目なんだ、信じてくれる
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