5話
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ェとアインハルトもそろい、あとは彼を待つだけだ。
「どなたか、待っているんですか?」
「アインハルトさん。実はなのはママたちが誘った人を待っていて…」
「ああ、柊白夜さんですか。」
アインハルトは実はこの合宿に彼が参加すると聞いて再選するのをひそかに楽しみにしていた。この前は自らの必殺技すら止められた彼が気になっていた。
「はい…。此処だけの話、ママたち、白夜さんのことが好きみたいで…」
「それで、あんなに…」
「フェ、フェイトちゃん、変じゃないかな?」
「…大丈夫だよなのは!わ、私は?」
「大丈夫、似合ってるよ!」
丁度その時、インターホンがなり、ヴィヴィオが出ると。
「すまない。待たせたか?ヴィヴィオ」
「白夜さん!」
そのヴィヴィオの言葉に二人の体が強張る。
「とりあえずあがってください!」
「ああ。邪魔させてもらう。」
そういって中に入った彼を出迎えたのは、さっきまで慌てふためいていた二人だった。
「い、いらっしゃい。白夜くん。」
「ひ、久しぶり、白夜。」
「久しぶりではないと思うが…。とりあえず邪魔をする。」
「お久しぶりです。柊白夜さん。」
「アインハルト・ストラトス。その後はどうだ?」
「ええ、調子はいいですよ。あなたに負けたあの日から。」
「フ、それはいいことだ。敗北を知るのは悪いことではないぞ?」
「ええ。全くです。ところであなたにまた勝負を申し込みたいのですが。」
「好きにするといい。オレはいつでも受けてたつぞ。」
ヴィヴィオはその二人を羨ましく思った。自分とは違う関係の二人を見て、そのようになりたいと思った。しかしそれよりも後ろのほうでショックを受けているママ二名をみて助け船をだそうとしたらそれより早く彼がこう言った。
「…そういえば、言い忘れていたが、なのは、フェイト」
「…なに?白夜」「…何かな?白夜君」
「二人とも、その服似合っている。昔よりも更に綺麗になった。二人の魅力を充分に引き出せていると思うぞ」
ちなみに彼は苦笑いだ。彼としては彼女たちの変化を感じ取り、必死に考えて絞り出した考えの結果なのだが、彼女たちは彼がそんなこと言ってくれるとは思っていなかったようで、二人とも嬉しそうな顔をしている。そんな二人を見て、彼は安堵の表情を浮かべている。どうも彼はわかっていて言った訳では無さそうだ。彼はもしかして彼女達からの気持ちには気づいていないのかも知れないと思ったヴィヴィオは母達に同情せざるを得なかった。
そして臨港次元船に揺られること4時間。無人世界カルナージに到着した。カルナージに到着し、ルーテシア達に出迎えられている間、彼は周りの自然を
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