4部分:第四章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
がら話していたのだ。
「一体。これ程までのものを」
「私です」
今度の返答はこうしたものだった。
「私が作って淹れました」
「貴女が?」
「はい、私です」
また答える声だった。
「私がさせて頂きました」
「貴女は」
その声につられてだ。顔をあげた。するとそこにいたのは。
エリザベートだった。白いコックの服に帽子にだ。エプロンを着た彼女がいた。長い髪を後ろで束ねてそれであげている。その彼女がいたのだ。
一希に対して優雅な微笑みを見せてだ。彼の傍にいたのである。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ