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シェフはフロイライン
4部分:第四章
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がら話していたのだ。
「一体。これ程までのものを」
「私です」
 今度の返答はこうしたものだった。
「私が作って淹れました」
「貴女が?」
「はい、私です」
 また答える声だった。
「私がさせて頂きました」
「貴女は」
 その声につられてだ。顔をあげた。するとそこにいたのは。
 エリザベートだった。白いコックの服に帽子にだ。エプロンを着た彼女がいた。長い髪を後ろで束ねてそれであげている。その彼女がいたのだ。
 一希に対して優雅な微笑みを見せてだ。彼の傍にいたのである。

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