暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の有能な劣等生
放課後の不幸と充実した時間
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は独裁者向きですよ」

「まぁ、俺も人の事は言えないですけどね」




 独裁者ってのは自分の理想を押し付け、頭の中の自分の思い描いた世界を提供する事で初めて成立するものと俺は考えている。
 あの生徒会長にはその素質と才能は有ると思うけど。
 結末は最悪だろうね。あのタイプの人間は最初は慕われてチヤホヤされるけど全てを壊された後は絶望する、俺はそんな人間を何度も見てきた。
 まぁ、いい見本だよ。無月家の人間はさ。
 独裁者、独裁主義の集まりだったからな。
 滅ぼされた事を恨んではいない。寧ろ感謝してるよ。
 あんなクズ共を殺してくれてね。
 まぁ、自分の感傷は後回し。今は、この事態にピリオドを打たなきゃね。
 生徒会長との話も付いたし。後は返事を待つだけだ。
 明日から開催される《ランク付けウィーク》でそれ相応の結果さえ出せばアイツを黙らせるには十分だと思うけど……。
 うーん。どう、あの独裁者を攻略するかねぇ。








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